サンスターでは、オーラルケアだけでなく様々な研究活動を行っています。なかでも、長年にわたり力を注いできたのが、『糖』に関連する研究。創業者が健康を損なったことをきっかけにはじまったこの研究は、海外の大学や医療機関との取り組みもスタートし、世界的な活動に発展しています。
「健康関連事業に携わる社員がまず、健康であるべき」との考えから設立された、社員向け福利厚生施設「サンスター心身健康道場」では、旬の野菜や大豆などをふんだんに使用した料理を、玄米とともにいただく『玄米菜食』を取り入れています。
社員の健康維持に成果を見せたこの取り組みに対して、サンスターでは研究を実施。白米を玄米に置き換えるなど、食物繊維が豊富な食事を8週間続けた臨床試験の結果、血糖値がコントロールされ、糖尿病予防につながることが明らかになりました。
また、「玄米」、そして玄米の機能成分が濃縮されている「米ぬか」(玄米の果皮・胚芽部分)についての研究をさらに進め、様々な臨床試験でその効果を確認してきました。
その結果、米ぬか食品を生活に取り入れることで、『糖尿病』だけでなく、肌の老化スピードを早めてしまう一因とも言われる『糖化』の予防にも繋がる可能性がわかってきました。
ブドウ糖や果糖、ショ糖(砂糖)、デンプンなどがある糖は、私たちの身体にとって大切なエネルギー源。消化・吸収されて血液と一緒に全身をめぐり、身体の中で1gあたり4kcalのエネルギーになります。しかし、体内に必要以上の糖がある状態(高血糖)が続くと、様々なトラブルを引き起こしてしまうのです。
糖のことを正しく理解し、日々の食生活を見直しながら、糖を過剰摂取しないよう気をつけることが、若々しい見た目をキープするための第一歩かもしれません。普段の食事の主食を玄米に置き換え、米ぬかの栄養を一緒に摂ることなどもおすすめですよ。