タバコや飲酒と同様に、歯周病は早産や低体重児出産のリスクを高めると聞いたのですが?
妊娠中のタバコや飲酒は流産・早産のリスクを高めるといわれています。
1日20本以上喫煙するプレママは、非喫煙者に比べ、自然流産の発生率は高いといわれています。
一方、進行した歯周病にかかっているプレママは、早産(37週以前の出産)や低体重児出産(2,500g以下の出産)の危険性が高まるという報告がされました(1996年、Offenbacherら 米国)。
赤ちゃんがほしくなったら一度ライフスタイルやお口の健康状態の見直しを。
ぜひ、タバコやアルコールは止め、歯周病の治療をしておきましょう。
お口の病気が気になるので、歯科を受診したいのですが?
妊娠すると体調や時期によって治療が制限されることがあります。基本は、妊娠を計画したら歯科健診を受け、悪い箇所があれば治療を終えておくことです。
しかし妊娠中であっても定期的に歯科健診やお口のケアを受けることも大切です。出産後は育児・家事におわれ、自分のお口のケアや治療まで手がまわりにくいものです。