コラム
2019/07/05

子どもをむし歯から守る方法

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むし歯にさせないために知っておきたいこと

お子さんのむし歯、心配ですよね?小さな歯をむし歯から守るためにママやパパが知っておきたいことをご紹介します。

寝ている間は唾液の分泌量が減少するためお口の中の細菌が繁殖しやすくなります。そのため、就寝前の歯みがきを習慣づけましょう。毎食後に歯みがきをしていても、プラーク(歯垢)が残っていると細菌は繁殖してしまいます。歯みがきの回数にこだわるよりも、まずは毎日1回、できれば就寝前にしっかりプラーク(歯垢)を取り除く習慣を。その方がむし歯の予防には効果的です。もちろん就寝前の歯みがき後の飲食は禁物!水分補給はお水かお茶にしましょう。

トレーニングハブラシで慣らした後、1~2歳になったらいよいよハブラシの登場です。子どもはマネっこが大好きなので、ママも子どもと一緒に歯みがきをしてみましょう。自分でみがいた後はかならず仕上げみがきをしてあげます。仕上げみがきは歯を守るために必要なこと。最初は嫌がって大変かもしれませんが、正しいお口のケアを親が習慣づけてあげることで、子どもは自分で歯を守る大切さを学んでいきます。

嫌がらない仕上げみがきのコツ

仕上げみがきのとき、ハブラシを横に動かしてゴシゴシとみがいていませんか?ゴシゴシみがきでは歯の表面しかみがけません。せっかく歯みがきをしても、わずかでもみがき残しがあると細菌はどんどん繁殖してしまいます。しっかりとプラーク(歯垢)を落とすための仕上げみがきの仕方を学びましょう。

仕上げみがきの姿勢は

ママが脚を伸ばして座り、その上に子どもを仰向けに寝かせます。ママの両脚で子どもをはさむようにして、口の中を上からのぞきこみます。脇をしめるとハブラシを持つ手が安定します。もし仰向けを嫌がるようなら向かいあう形でもよいでしょう。
ママが怖い顔をしていると子どもは不安になってしまうので、笑顔で優しく声をかけながら行いましょう。

ハブラシはペンを握るように持つとムダな力が入りにくく、ハブラシの毛先を細かく動かすことができます。力はハブラシの毛先がつぶれない程度が目安。力強くみがいて子どもに痛みを与えてしまうと、仕上げみがきを嫌がることにつながるので気をつけましょう。

ハブラシの動かし方

●歯と歯の間にハブラシの毛先をキュッと軽く差し込む。
ハブラシを固定させることで、必然的に大きく動かせなくなり細かな部分までみがくことができます。

●固定したハブラシを左右に細かく振動させる。
この状態で左右に細かく10回ほど振動させ、少しずつずらしながらみがきます。

みがき残しやすい歯とケア方法

最後にいろいろな角度からお口の中をのぞきこんで、みがき残しがないかチェックするのを忘れずに。

また、ハブラシを適切に交換することも、大切なポイント。
毛先が開いたら新しいハブラシに交換、という人が多いようですが、毛先の弾力性が落ちるとみがき残しが多くなります。ハブラシの毛先が開いていなくても弾力性がなくなったな…と感じたら早めの交換を!

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