「子どもが一生、健やかで過ごせるように」という意味を込めてネーミングされた新発想の子どもヘルスケアシリーズ「SODATECO(ソダテコ)」。
“歯が生える前からおくちのケア習慣”をつけてほしいという想いから生まれたソダテコの「おくちキレイシート」。開発者であるサンスター株式会社・研究開発本部の安田 直美さんにお話をお聞きしました。
「実は75%のお母さんが、歯が生えてからオーラルケアをスタートしているというデータがあるんですね。そして、お子さんの仕上げみがきについてはご家庭で苦労をしている。実はこのふたつには密接な関係があるんですよ」(安田さん)
――それはどういうことなんですか?
「赤ちゃんのおくちはとても敏感な器官なんです。歯が生えたからといって急にハブラシをおくちに入れられたらびっくりして拒絶してしまうんです」(安田さん)
――赤ちゃんのおくちはとても繊細なんですね。
「はい。歯が生える前=おくちへ異物を入れることに抵抗が少ない低月齢から、唇やおくちの中の内頬や歯ぐき、舌を軽くマッサージして、おくちに触れられることに慣れることが大切なんです。歯が生える前からおくちふきシートやガーゼなどでお手入れをしてあげることで、将来の仕上げみがきへの抵抗を弱めることができるといわれています」(安田さん)
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「お子さんの歯は、生後6ヶ月ごろから生えてきますが、1歳7ヶ月から2歳半くらいまでの頃を“感染の窓”といいます。この時期は奥歯が生え始め、甘い食べ物を好むようになるので、むし歯菌が感染しやすい時期です。その時期までにおくちを清潔に保つ、歯みがき習慣をつけることが大切だと考えています」(安田さん)
――大切なのは歯が生える前から習慣づけることなんですね。
「歯が生える前からおくちの中を刺激したり、清掃することで、健康な歯が生えやすく、仕上げみがきへの抵抗が少なくなったり、感覚機能に良い影響を与えるともいわれているんですよ」(安田さん)
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「赤ちゃんは自分でおくちをゆすぐことができないですよね。そんな時に「おくちキレイシート」を1包カバンの中に入れておいていただければ、外出先でもサッと赤ちゃんのおくちケアができます」(安田さん)
――おくちをゆすぐ代わりになりますね。
「心地よい触感の不織布に精製水 100%を含ませており、1包ずつ滅菌パックされている使い切りタイプ。お顔や手の汚れをとる時にも重宝すると思います。1包に2枚入っているのでお母さんも一緒に使えます」(安田さん)
――心地よい触感、というのが赤ちゃんにとっては大切なんですね。
毛羽立ちが少なく、薄手のメッシュ素材なので、小さな赤ちゃんのおくちの中でも扱いやすい
「赤ちゃんの機嫌のよい時に、スキンシップとして楽しい気持ちでおくちのケアに慣れていっていただけたら、と思います」(安田さん)
――安田さん、「おくちキレイシート」の開発ストーリー、ありがとうございます。
ぜひ「歯が生える前からのオーラルケア」が習慣になるとよいですね。
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取材・記事 クラブサンスター編集部