治療してかぶせた歯はもうむし歯にならないと思っていたら、そのうち臭いがしたりポロっとはずれたり…。そんな経験、ありませんか?治療した歯とかぶせものの境目に汚れ(プラーク【歯垢】)がたまると、そこから再びむし歯になってしまうのです。日頃から、かぶせものと歯の境目や歯の周りをハブラシ、歯間ブラシ、デンタルフロスなどできちんとみがくことをおすすめします。
今まで歯に自信があった人ほど、歯を抜くのはショックなもの。でも、残りの歯を守ることは十分可能。そのためには何より、お口の中を清潔に保つことです。「ちゃんと毎日歯みがきしている」という方も、一度自分の歯みがき方法を見直してみましょう。ハブラシだけでは落としきれない歯と歯の間の汚れには、デンタルフロスや歯間ブラシを。殺菌剤入りハミガキやデンタルリンスもおすすめです。また、自分では十分取り除けない歯と歯ぐきの隙間の汚れや歯石などは、半年に1度くらいのペースで歯科医院に通ってとってもらいましょう。