コラム
2016/12/26

若々しく健康的な生活のカギは唾液にあり!それ、本当です。

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唾液のパワーに迫る3回目は、健康との深~い関係について

これまで「唾液には2種類ある」こと、「唾液の3つのはたらき」についてお話しました。今回は唾液のはたらきの中でも、意外と知られていないような「全身の健康を守る力」について、より詳しくひも解いていきたいと思います。読んだ後は、唾液をもっと出したくなるかもしれませんよ。

●ウイルスなどからカラダを守るバリア機能

口は食べ物の入り口であると同時に、細菌やウイルスの入り口でもあります。そこで、カラダが健康を損なわないよう、バリアを張って細菌などの外敵の侵入を防いでいるのが、何を隠そう唾液なのです。
様々な成分がその役割を果たしていますが、そのひとつにムチンがあります。ムチンは粘性たんぱく質で、食べ物の中の細菌を凝集させ、口の中から追い出す作用を持っています。ほかにも殺菌作用を持つ成分などがあります。

●若返りホルモン「パロチン」が老化予防

若々しさを保つホルモン「パロチン」

唾液には若々しさを保つと言われるホルモン「パロチン」が含まれています。また、「パロチン」には筋肉や内臓、骨などの発育を促進する効果があるともいわれています。ほかにも老化の予防に役立つといわれる成長因子も含まれています。
このパロチンや成長因子は、食べ物をよく噛んで、副交感神経が刺激されると放出されるそう。ガムを噛むのもおすすめですよ。

●トラブルメーカーの活性酸素を減少

健康や美容の話題ではよく耳にする活性酸素。みなさんご存知のとおり、生活習慣病や肌トラブルなどは、活性酸素が原因の場合も多いと言われています。唾液の成分には、この活性酸素を減少させる効果も認められており、お口を活性酸素から守ってくれています。

唾液が出ちゃう食べ方&食べ物、お教えします。

健康のために唾液を出しやすくするには、まずはよく噛むこと。あごからの刺激で脳細胞のはたらきが活発になり、運動・生理機能が向上し、認知症になりにくくなるとも言われています。

また、唾液が出やすい食品を食べるのもGOOD。レモンや梅干しはもちろんですが、意外なところでは昆布(アルギン酸が口の中を保護・保湿)、納豆(ポリグルタミン酸が、保湿・唾液分泌を促進)などもおすすめです。唾液パワーを味方につけて、もっと健康で若々しい毎日を手に入れましょう!

よく噛んで食べた後は、歯みがきも忘れずにしっかりと!
 

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