糖尿病は、日々の対応の積み重ねにより、生涯に渡ってつきあっていく病気です。そのため、日々の対応であまりがんばり過ぎず、心と身体のバランスを保ちながら、糖尿病との生活を自らコントロールできることが、「うまくつきあう」ということになります。
日々の生活の中、食事、運動、投薬などの自己管理がむずかしい…と思っている方も多いはず。でも、いくつかのポイントを知れば、「うまくつきあう」ことはむずかしいことではないと思えるはずです。今日から、できることから始めましょう。
うまくつきあうためには、「情報」と「つながり」と「ごほうび」の3つのポイントがあると、サンスターは考えます。ぜひ参考にしてみてください。
まずは、「糖尿病ってどんな病気?」「他の人はどうしているの?」「日々の食生活、何に気をつければいいの?」といった情報を知りましょう。今まで知らなかっただけで、すぐに役立つことや、思いのほか簡単にできてしまうこともたくさんあるかもしれません。まずはできることから取り入れて、無理なく日々の生活を変えていくことが大きな改善への近道です。
ついつい一人で抱えてしまうということもあるようですが、糖尿病で悩んでいるのは皆さんだけではありませんし、それを乗り越えてきた方もいます。同じ悩みを持った仲間と話したり、情報交換したり、時には励まし合ったりすることで、気持ちが楽になったり、前向きになれたりするものです。自分が仲間の力になったり、仲間から力をもらいながら糖尿病と上手くつき合う方法を探しましょう。
人間、我慢ばかりじゃ気持ちが滅入ってしまうもの。がんばった後には、ホッと気持ちが和む自分へのごほうびを取り入れていくのは、取り組みを継続していく上で、とても大切なことなのです。日々のがんばりや成果を仲間に見てもらったり、「今週これができたら、好きなあれを食べようかな」と決めたり、あなたなりのごほうびを見つけてください。