25歳以上のおよそ3000人を3つのグループに分け、それぞれ「何もしない」・「投薬」・「生活習慣改善」を2~3年に渡って続けた後に、糖尿病発症率を調べた研究があります。その結果、「何もしない」に比べて「投薬」では糖尿病発症率が約30%減、「生活習慣改善」ではなんと50%以上低減できました。つまり、薬も効果がありますが、薬以上に生活習慣を改善することが糖尿病予防に効果的であることが示されたのです。
生活習慣の改善といっても何をすればいいでしょう。代表的なものは「体重を減らす」「運動する」「食事を見直す」の3つであり、この中で1つだけ改善するのなら、「体重を減らす」が最も効果的であることが調査からわかりました。しかし、体重が減らない場合でも「運動」や「食事」を改善することに意味があることもわかりました。さあ、今やっていることやこれからやりたいことを選択し、それぞれの組み合わせによる効果を見てみましょう。
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