3月も、もう後半!日一日と、春の訪れを感じる今日この頃ですね。
会社や、お仲間とお花見の日程を調整している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
お花見といえば、おいしいお酒を楽しみたくなるもの。おいしいお酒を楽しむために、こちらの「休肝日」に関するニュースが参考になりそうなのでご紹介しますね。
あなたは普段どれくらいの頻度でお酒を飲んでいますか?
普段は全く飲まないという方から、もしかしたら毎日、晩酌を楽しんでいます!というツワモノもいらっしゃるかも!? たしなむ程度なら良いかもしれませんが、やはり飲みすぎると体にも負担がかかり、特に肝臓に不調が表れてきます。
ですが肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれるくらい、異常が起きていても自覚症状が表れにくい臓器。気がついた時には、手遅れになるほど肝臓病が進行しているという状況は避けたいですよね。(どこか糖尿病のようなところがありますね・・・)
そのためにも、毎晩のように飲んでいるという方は、体のために週に3~5日の「休肝日」をぜひつくってあげてください。
なぜ肝臓を休める日が必要かと言うと・・・
アルコールを肝臓が分解するのには時間もかかり、さらに年を重ねるごとにその機能が落ちてくるからです。
どれくらい時間がかかるかというと、500mLのビール(日本酒なら1合)を肝臓で分解するには、なんと平均5時間前後必要なのだそう。アルコールは、それだけ体に負担をかけているということですよね。(お酒を飲むたびに、このことを思い出すと飲みすぎ防止になりそうです 笑)
休肝日をつくっているか、そうでないかは肝臓病の発症率に明確に現れています。
デンマークで18年間にわたり実施された研究で分かったところでは、アルコールをほぼ毎日飲む人と、週に2~4回飲む人のアルコール性肝臓病の発症率のデータを比べたところ毎日飲む人は、週に2~4回飲む人の3.7倍の発症率だったそうです。 (対象者:50~64歳の男女、5万5,917人)
おいしいお酒をこれからも、なが~く楽しめるように、休肝日をぜひもうけていただきたいと思います。
※引用元:糖尿病ネットワーク
週に3~5日の「休肝日」が肝臓病を予防するために効果的 - 2015年02月18日
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2015/023064.php
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