今週は、ダイエット飲料を飲む時にぜひ思い出していただきたいこちらのニュースをお届けします。
スーパーやコンビニで、健康的なイメージのダイエット飲料がたくさん並んでいますよね。特に、人工甘味料を使ってカロリーゼロをアピールした清涼飲料は、おいしさはそのままにカロリーが抑えられていることもあって、普段飲んでいる方も多くいらっしゃるかもしれませんね。
糖尿病ニュースでは、以前人工甘味料の糖尿病リスクについてご紹介したことがありましたが、今回は異なった切り口でそのリスクをご紹介したいと思います。
ダイエット飲料を飲むと、「ダイエット飲料でカロリーを浮かせたからちょっとは食べてもいいかな♪」と、より多く食べることを正当化した経験ってありませんか?
(何を隠そう、私にも思い当たるフシが・・・笑)
イリノイ大学のルオペン アン教授らが調査したところによると、ダイエット飲料を飲んでいる人は、アルコールや加糖飲料を飲んでいる人に比べて「1日の総摂取カロリー」自体は少ないものの、クッキーやアイスクリーム、チョコレート、ケーキ類、フライド・ポテトのような、高カロリーで栄養価の低い不健康な「嗜好食品」については1日49kcal多く摂っていることが明らかになりました。
「カロリーを抑えたから、普段我慢しているものを食べてもいいかな」と思ってしまいがちですが、カロリーを抑えたからといって、その代わりに栄養価が低いものや、また抑えた以上のカロリーを摂ってしまうと、何とも本末転倒ですよね。
また「カロリーを抑えた分、嗜好品も食べていいよね」と正当化するパターンとは逆に、「嗜好品を食べたからその穴埋めとして、ダイエット飲料を飲むか・・・」というパターンもあるかもしれませんね。
(やっぱりこちらも思い当たるフシが・・・)
ダイエット飲料は、あまり摂りすぎないようにしながらうまく利用していきたいなと思いますが、これからダイエット飲料を飲む時は、今回のニュースを思い出しそうと誓ったたまきです(笑)
※引用元:糖尿病ネットワーク
ダイエット飲料で血糖を下げられる? かえって過食が増えることも - 2015年10月09日
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2015/024247.php
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