あけましておめでとうございます!
ヘルスナビゲーターのたまきです。
糖尿病ニュースでは、今年も皆さんにお役立ていただけるようなニュース記事をご紹介していきます。ぜひおつきあいくださいね!
気温が低いこの時期、「寒そうだから、おさんぽは明日にしよう・・・」と家に閉じこもりがちになっている方はいませんか!?(笑)
そこで、2016年初回のニュースには、家を出るのがおっくうになるこの時期に、おさんぽのやる気が湧いてくる、こちらの記事をご紹介します。
おさんぽすると得られる嬉しい効果は、これまでにもご紹介してきましたね。たとえば昨年の糖尿病ニュースでは、1日25分の活発なおさんぽをすると寿命が3年から最大7年も延びる可能性があるという研究結果をご紹介しました。
今回ご紹介する研究結果では、1日30分、汗をかく程度の活発なウォーキングを行うと適正な体重が維持でき、またウエストラインもなんと細く保つことができる!という、嬉しい内容です。
しかも、特に大事なポイントはジムに通うよりも効果がある!?という所。ちょっとびっくりですよね。
この研究結果は、社会科学を主な対象とする英国の研究機関「ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス」の研究チームによって発表されました。
研究チームは、1999年~2012年に行われた英国健康・栄養調査に参加した5万人以上のデータを解析しました。
すると、1日30分以上の活発なウォーキングを毎日続けている50歳以上の男性と全年齢の女性は、ランニングやサイクリングなどのより強度の高い運動をしている人に比べ、体重の増加が少なくウエストラインも細い傾向があることが明らかになったのだそうです。
ウォーキングに取り組んでいる人は運動を毎日習慣的に行なっていますが、激しいスポーツをする人は週末などに集中的に運動する傾向があることもわかり、今回の研究を主導したローダン氏は「ジムに加入する人は、始めは熱心に通うものの、次第に頻度が低くなる傾向がある」と話しています。
確かに私の周りにも、毎週末スポーツを行なっていても、平日は何も運動をしていないという人が多い気がします。
ですが健康的な体型を維持するためには、単発的に激しい運動を行なうよりも毎日継続して運動をするのが効果的ということですね!
ウォーキングはジムでの運動と比べ、いつでもどこでも取り組めるので継続しやすく、費用もかかりません。簡単に始めることが出来ますので、まずは今より少し多く歩くことを意識し、だんだん1日30分の時間を確保できるよう、意識してみていただけるといいなと思います。
※引用元:糖尿病ネットワーク
ウォーキングはジムに通うよりも効果的 体重を減らしお腹を引き締める - 2015年11月26日
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2015/024481.php
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