雪の降る日が多くなり、寒さが厳しくなってきましたね。今回は運動不足になりがちな寒いこの時期にピッタリで、ちょっとドキッとするこんなニュースをお届けします。
普段の生活に運動を取り入れるメリットを、糖尿病ニュースでは何度も取り上げていますが、今回は、デンマークのコペンハーゲン大学が警鐘を鳴らした運動をしない場合のリスクについて皆さんにご紹介します。
その内容は運動しない期間がわずか2週間続いただけで、筋力と筋肉量が大幅に低下するというもので、足をまったく動かさないと、たった2週間で筋力がなんと若者で28%、高齢者では23%低下するとのこと。
2週間で若者は筋力の約3分の1、高齢者は約4分の1を失うことになるんですね。(このニュースを読んで、年末年始に特に運動をしないで過ごしてしまったことが、ちょっと怖くなりました(^^; )
さらに、2週間の運動しない期間終了後にトレーニングを6週間続けても、筋肉を実験前の状態に戻すことができなかったそうです。。。
高齢者が運動不足によって失う筋肉量は、若者よりは比較的少ないですが、筋肉を増やすことが難しく、失った体力を取り戻すのに3倍以上の時間が掛かるのですね。
失った体力を取り戻すためには、ウォーキングなどの有酸素運動にあわせて、筋肉に負荷を加えて行うウエイトトレーニングが必要になるということです。
体力をつけるためだけでなく、維持するためにも、運動不足にならないように、おさんぽなどで無理なく体を動かすことが大切ですね。
※引用元:糖尿病ネットワーク
たった2週間の運動不足で筋肉は大幅減少 戻すのに3倍の時間が - 2016年01月08日
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2016/024602.php
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