がん治療とお口のトラブルには密接な関係があります。口腔ケアと全身の健康に関する研究を続けてきたサンスターは、がん治療における口腔ケアの重要性に着目し、医療関係者や患者さんの意見をくみあげた、口腔ケアの研究開発や情報発信に取り組んでいます。 がんとたたかう方のお役に少しでも立てるよう、お口の悩みを軽減するための口腔ケア関連の情報を提供しております。
みなさんのお口の中は、何本の歯が生えていますか?永久歯が完全に残っている人の歯の本数は28本、親知らずを入れると32本です。鏡で確認してみましょう。歯の本数だけでなく、舌や頬の内側、歯ぐきの色や様子はいかがでしょうか?
お肌の調子を確認するときに鏡で顔色や肌の様子を観察するのと同様に、お口の中の状態を知るためにも観察が重要です。特に抗がん剤治療や頭頚部の放射線治療開始後は、口内炎(口腔粘膜炎)の症状が出る可能性があるのでお口の中の状態を毎日観察することをおすすめします。
お口の観察は、お口の中の清潔を保つことや潤いを保つこと同様に重要なセルフケアです。観察のポイントは次のとおりです。
お口の中は毎日多少の変化がありますが、同じ症状が何日も続くようであれば、治療による影響が高いです。痛みなどで症状を自覚してから観察を始めるのではなく、お口の中に症状がない早い段階からお口の中の状態を知っておくことで、治療による変化に気が付きやすくなります。気になる変化を見つけたら、些細なことでも歯科医師、歯科衛生士または主治医、看護師に相談しましょう。
プロフェッショナルの視点から開発され、弱ったお口の中にやさしい低刺激タイプや、乾いたお口を保湿するタイプなど、お口のケアに適した商品ラインアップを取り揃えました。