コラム
2014/11/04

人工甘味料でも血糖値に影響があるかも!?最新研究からの新たな見解

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「運動の秋」で体を動かした分、「食欲の秋」で美味しいものが食べられる季節ですね。
とはいえ、消費カロリーよりも摂取カロリーがオーバーしてしまうと体重が増えてしまいますので注意が必要ですが・・・^^;

さて今回は、糖分に気をつけていらっしゃる方や、ダイエット中の方に衝撃のニュースをご紹介します。

カロリーや糖分に気を付けている方の中には、「人工甘味料」を利用したダイエット飲食品(ドリンク、スイーツ、パン等)を選んでいる方もいらっしゃると思いますが、実は、人工甘味料が 血糖値・インスリン分泌量に影響しているとの研究結果が発表されました。

人工甘味料でも糖尿病リスク ダイエット飲料の過飲に注意

最近種類も豊富で、自販機や店頭でよく目にするようになった「カロリーゼロ」や「○○ライト」と書かれたダイエット飲料やスイーツ。

この中で砂糖の代わりに使われている代表的な人工甘味料に、「アスパルテーム」「スクラロース」などがあります。

アメリカで実施された今回の調査では、超肥満体の人を対象に 「水を飲んだ後に、ブドウ糖を摂った場合」と「スクラロース入り飲料を飲んで、ブドウ糖を摂った場合」、 それぞれ、その後の血糖値やインスリン分泌量を調べました。

その結果、スクラロース入り飲料を飲んだ後は、血糖値がより上昇し、 インスリンの分泌量が2割も増えたということです。 これまでの定説<人工甘味料はそのまま排泄されるので血糖には影響が無い>を覆す驚きの結果に!!

他にも、摂取量は不明ではありますが、人工甘味料(特に、サッカリン)の摂取が腸内細菌に影響を与え、 一部の人に、「糖尿病予備群」とも言える耐糖能異常(たいとうのういじょう)を 引き起こす可能性があるという調査結果もあります。

人工甘味料は、砂糖と比べて低カロリーで血糖値への影響が少ないメリットはあるものの 摂り過ぎには注意が必要かもしれませんね。
普段の食生活と同様に、何事も頻度と量のバランス調整が糖尿病とうまくつきあうには大切になります。

▶元記事を読む

※このコラムは、「糖尿病とうまくつきあう」サイトに掲載されたものです。
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