3年以上、新型コロナウイルスが流行していますが、どのような意識を持っておられますか。
新型コロナウイルス=コロナウイルス、同じと思っている方など・・・
単に、新型の有無だけの違いなど・・
様々な意見があると思います。
実は、コロナウイルスの中でもいくつかの種類があり、コロナウイルスの中に含まれる1つが今回流行している新型コロナウイルスです。
ヒトに感染するコロナウイルス4種類と動物から感染するコロナウイルス2種類の合計6種類もあります。
今回は、ヒトに感染するコロナウイルス4種類について、紹介していきます。正式名称は専門な話になるので省略しています。
1:風邪のコロナウイルス(感染症名:風邪)
風邪のコロナウイルスの中でも4種類(上記の4種類とは別です。)のコロナウイルスが存在します。
風邪の約15%(流行期約35%)は4種のコロナウイルスを原因とする。
冬季に流行のピークが見られます。多くの子供が6歳までに感染すると言われています。また全年齢に感染すると言われています。
通常は重症化しないと言われています。
2:SARS(サーズ)
2002年に流行し、ご存知かもしれません。
コウモリのコロナウイルスがヒトに感染して重症肺炎を引き起こすようになったと考えられている。
ヒトからヒトへの感染は咳や飛沫を介して起こり、感染者の中には一人から十数人に感染が広がりました。
高齢者や糖尿病等の基礎疾患をもった方々は要注意です
3:MERS(マーズ)
2012年頃に中東で流行し、日本ではあまりニュースになっていませんでした。ご存知の方も少ないかもしれません。
ヒトコブラクダに風邪症状を引き起こすウイルスで、ヒトに感染すると重症肺炎を引き起こすと考えられています。
現地からですが、ヒトからヒトへの感染は限定的でありますが、病院内や家庭内において重症者からの飛沫を介して感染すると言われています。高齢者や糖尿病等の基礎疾患をもった方々は要注意です。
4:新型コロナウイルス(SARS2(サーズ2)とも呼ばれています)
2020年の1月~現在も流行し、解明されたことも多いですが、まだまだ解明されていないこともあります。
ヒトからヒトへの感染は咳や飛沫を介して起こります。
特に、密閉・密集・密接(いわゆる三密と呼ばれている場所)の空間での感染拡大が頻繁に確認されています。
高齢者や糖尿病等の基礎疾患をもった方々では重症の肺炎を引き起こすことが多いですが、20歳から50歳代の人でも呼吸器症状、高熱、味覚障害等の症状が見られる傾向があります。
いかがでしょうか。
皆さんのお役に立てれば嬉しいです。
2023/03/14