皆さん、キシリトールについてご存知でしょうか。
ガムなどによく使用されています。
キシリトールは、虫歯を予防する効果からガムなどに配合されたりしています。砂糖と比較すると大幅にカロリーが少ない天然甘味料として有名です。
キシリトールの効果として知られている虫歯を予防する効果について紹介していきます。
キシリトールは虫歯の原因となる酸をつくらず、酸を中和する作用もあり、虫歯を予防する効果を持ちます。また、口に含むと味覚を刺激し、唾液の分泌を促す働きもあります。
要するに、酸を作らせないことがとても重要です。
虫歯の原因は口の中に存在するミュータンス菌です。ミュータンス菌は食事で摂取した砂糖などを栄養源に、歯垢や酸を生成します。そして歯の表面を守るエナメル質を溶かします。エナメル質が溶けることで、歯からミネラルやイオンなどが流れ出ます。
キシリトールはミュータンス菌によって、溶かされた歯を修復する再石灰化を促進します。再石灰化されてできたエナメル質は、溶ける前のエナメル質より硬く、虫歯になりにくい歯になります。
*そのため、キシリトール100%(主に歯科専用)のガムがよいと聞いたことがあります。市販にもキシリトールガム販売されていますが、100%かどうか不明です。
キシリトールガムと似たような成分もあるので、詳しくは歯医者さんに聞けば教えてもらえると思います。
2023/01/08