暑い日が連日続き、困りますね!
地域によっては、朝晩は少しずつ涼しくなっているでしょうか。
本日紹介するクエン酸について、クエン酸不足なると夏バテみたいな症状が出やすくなると言われています。
①:クエン酸とは
レモンなどの柑橘類に含まれる酸味成分の一種です。
人間が生きていく上で重要なエネルギーをつくり出すために必要不可欠な成分です。
クエン酸の酸味により食欲を増進させる効果もあるとして、夏バテ防止などにも役立っていると言われています。
②:クエン酸の効果
②-1:疲労回復効果
クエン酸は、昔から疲労回復にも効果があると言われています。
疲労が溜まると、通常、弱アルカリ性の人間の体は酸性になります。(pH7.4前後だと言われています。)
クエン酸回路を活性化させることで、ピルビン酸などの有害物質が減少させる働きがあり、疲労回復に効果的だと言われています。
*クエン酸の疲労回復効果について、研究途中で十分なデータが出ていないと言われています。
*ピルビン酸:ブドウ糖がエネルギーになるとき、完全燃焼されずに、いわゆる燃えカスというものができます。
②-2:ミネラルの吸収を促進する効果
不足がちなカルシウムなどのミネラルは、単体では吸収されにくいと報告されています。
クエン酸と一緒に摂取することで、クエン酸がミネラルを包み込んで結合します。
クエン酸には、その吸収を助ける働きがあるため、ミネラルの吸収促進効果があるといわれています。
②-3:肝臓病の改善効果
特に注目したい効果で、肝機能を改善し、肝臓病を予防する効果があると報告されています。
②-4:抗菌・防腐作用
クエン酸は殺菌・防腐作用を持っています。
クエン酸を含んでいる梅干しを入れる理由は、周囲の食べ物を腐りにくくするためであると言われています。
③:クエン酸が多い食品
・お酢
・梅
・柑橘類
など
④:クエン酸の摂取時の注意点
クエン酸のpH=1.5~2.5は前後で強酸となります。
クエン酸を含んでいる食品は、酸性度が高いので、注意しなくてはなりません。
一気に摂取すると、歯が溶ける酸蝕歯(さんしょくし)になる可能性があります。
すぐに歯磨きをすると、歯を傷める可能性があります。
口をすすいだ後、しばらく時間をおいてから、歯磨きをすると良いと聞いたことがあります。
*水ですすいでも、強酸であるため、中性付近に戻るのに時間を要するため。
余談ですが、酸蝕歯は、歯周病、虫歯に次ぐ歯科疾患と呼ばれています。
第三の歯科疾患と言われていることもあります。
酸蝕歯について、時期は未定ですが、投稿するつもりです。
以上です。
クエン酸について、いかがでしょうか。
とても魅力的ですね。研究が進んでいますが、分かっていないことも多いですね。
特にクエン酸は強酸なので、摂取時には気を付けなくてはならないです。
それでは、また次回の投稿でお会いしましょう。
2023/09/15