夏の青空にピンクの百日紅が鮮やかです。私は、この花が夏らしくて好きです。
この百日紅の名前は、こんな韓国の悲しい言い伝えが由来していると言われます。
恋に落ちた王子と娘の話です。王子は竜神の生贄になる娘を助けましたが、王子は旅の途中だったため、100日後にかえって来ることを約束します。
しかし、娘は王子が帰ってくる前に病気で亡くなってしまい、その娘のお墓がある場所には一本の木が生え、赤い花を咲かせました。
その花は百日間咲き続け、信じて百日間待った娘の生まれ変わりとされ「百日紅」と呼ばれるようになったそうです。だから、花言葉に「あなたを信じる」があるんです。ウウウゥ〜、こんなに美しい花に悲しいお話があるのですよ。
百日紅を見られる時、この悲恋を思い出していただければと思います。
2024/08/19