今日もまた、日本のあらゆる所で、陰謀、裏切り、暴動が渦巻く中、地元スーパー20%割引券を握りしめ、焼き芋を買おうか買うまいか、じっとじいっ〜と焼き芋をヨダレが垂れそうな20センチの位置から、のんハンターは1人見つめています。
すると何処からか、私のぽっかり空いた心の隙間に、「焼き芋甘くておいしいよ〜、繊維質で身体にいいよ〜、今年まだ食べてないじゃんよ〜」と、優しい悪魔様が心地よい甘い誘惑の言葉だけを囁いてきます。
遠赤外線の灯り様は、「買えよ!、買っちまえよ!、買ったら楽になるぞ、カツ丼も食べるか?田舎の母親も心配してるぞ」とベテラン刑事の取調べのように諭します。
一方、厳しい天使様は、「う〜ん?でも自分で焼き芋作りたいと言ってたでしょ。なのに買うの?弱い奴」と舌打ちをくれます。
店員さんがペタッと半額シール。瞬殺買います。のんちゃん、迷いません。歌の「待つわ」好きですけど、半額シールには「待ちません」。
私は、この寒い冬、ついにパンドラの箱を開けてしまった。箱の底には、そして「甘さ」だけが残った。
約20時間前