みなさんの健康増進に役立つ商品・技術の提供にむけて、健康的な食生活をテーマとした研究を行っているサンスター。2017年5月には、高血圧や血糖値など、生活習慣病や肥満対策の指標に関して、3つの研究成果を学会で発表しました。
そのキーワードとなったのは、米ぬか、宿泊指導、そしてチョコレート。気になるその内容を簡単にご紹介します。
第71回日本栄養・食糧学会大会で、サンスターは京都大学との共同研究成果を発表。それは、「米ぬか」のタンパク質を酵素で分解すると、血圧を下げる効果を持つペプチド混合物が得られるというものでした。「米ぬか」に秘められた、さらなる健康パワーが解明されたのです。
また、サンスターが従業員の健康増進のために運営している、宿泊指導型福利厚生施設「サンスター心身健康道場」(大阪府高槻市)についての発表も。
第90回日本産業衛生学会では、健康診断で生活習慣病予備群とされた従業員に、食事、運動やオーラルケアなど、幅広い専門指導を受けられる2泊3日の宿泊指導と、6ヶ月の継続支援による「宿泊型新保健指導(スマート・ライフ・ステイ)プログラム」に参加してもらった結果を発表。前後での健康診断数値を比較すると、以下の図のとおり、体重、腹囲、BMI、血糖値関連指標や歯科指標などに改善が見られたとか。
数値上の変化はもちろん、プログラム参加者の生活習慣改善への意識も大きく向上したそうです。
また、前出の第71回日本栄養・食糧学会大会では、オリーブ葉エキス(※1)含有無糖チョコレート利用食品を普段の間食の1つに取り入れることにより、肥満の人の内臓脂肪低減に役立つことを確認した研究成果も発表しました。
※1 オリーブ葉エキス=オリーブの葉から抽出される、ポリフェノールが豊富に含まれるエキス
肥満の人が間食を特定の「チョコレート利用食品」におきかえることで、内臓脂肪を低減できる可能性が示されたこの結果。どうしてもやめられないチョコレートとも、うまくつきあえそうな日がくる気がしませんか?
健康増進に向けて、日々の暮らしに役立つ研究を続けるサンスター。今後の発表にもぜひご期待ください!
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