人の健康は、生まれた時に決まってしまうものではなくて、発達させることができます。そして、赤ちゃんの将来の健康のために、親たちがしてあげられることの中で特に大事なのは、健康なカラダの基礎を作り、免疫バランスやカラダの機能を身につけさせることです。
健康なカラダの基礎作りには特に3歳までが重要で、そのひとつとして、菌叢(きんそう=いろんな種類の細菌の集まり)のバランスを整えることがあげられます。よりよい菌叢を作れば、それは一生ものになります。菌叢というとあまりなじみが無いかもしれませんが、最近話題になった腸内フローラは、腸内の菌叢のことです。そして腸内だけでなく口内や肌にも菌叢があって、それぞれの菌叢が免疫などを介して人の健康に深く関わっていると言われています。これらの菌叢の、善玉菌、悪玉菌、日和見菌のバランスを整え、善玉菌が優勢になるようにするには、それぞれの部位に適した方法があります。
また、十分なスキンシップは子どものカラダの発育を促進するとともに心の成長を促し、一生に関わる人間性の形成に良い影響をもたらします。
さらに、カラダの機能の発達を促すこともでき、例えばお口についても、子どものうちに何でもおいしく食べられるようにすることなどが、とても重要になります。
これらのさまざまな子育て情報について、私たちは、「一生の健康」をテーマに研究を続けてきた専門家チームとして、先端の科学に基づいた情報をお届けし、なるべく多くの子どもと家族の役に立ちたいと考えています。
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