みなさんは毎年健康診断を受けていますか?そして、結果をきちんと把握していますか?基準数値を外れていない項目でも、徐々に悪化する場合もあるので、以前の結果と比較して推移をチェックしておくことが大切です。
また、基準数値を外れる項目がある場合は、改善してこそ健康診断の意義があるというもの!改善のために「自分でできること」「気をつけられること」を意識しましょう。
生活習慣に関する主要項目の中でも特に注意したいのが、動脈硬化などさまざまな身体のトラブルを引き起こすリスクを高める「LDL(悪玉)コレステロール」。以前お話したように、コレステロールは2種類ありますが、実は増えすぎると身体に悪影響を及ぼすこともあるLDLが高い人が増加中なのです。
日本人間ドック学会の集計(※1)によると、2015年の人間ドック受診者316万人のうち、LDLが140mg/dl以上で高コレステロールと診断された人は約105万人で、3割を超えたことが明らかになりました。1990年の割合は8.9%なので、この25年で3倍以上の増加です。増加傾向の要因は、食習慣の欧米化と身体活動量の低下があげられます。
LDLコレステロールの厄介なところは、増加初期の自覚症状がほとんどないという点。気がつかない間に不調を招くことから“サイレントキラー”との呼び名もついているのです。
健康診断の結果、基準数値と比べて「ギリギリセーフ」という人も、毎日の生活で改善できることをはじめていきましょう!
まず見直したいのが食生活です。コレステロール対策には野菜をたっぷり食べるのが基本。中でもブロッコリーやキャベツなどのアブラナ科の野菜に注目を。これらの野菜には天然のアミノ酸のSMCSという成分が含まれていて、下の図のようにLDLを下げる効果が認められています(※2)。ぜひ積極的に取り入れてください。
調理法はいろいろですが、たっぷり食べたいという人はこんなレシピはいかが?また、どうしても食事では摂れない、足りないという時は、ブロッコリーやキャベツが入った野菜飲料でサポートするのもいいですね。サンスターの「緑でサラナ」は、日本で唯一(※3)、SMCSを関与成分としたトクホ野菜飲料です。コレステロール対策を行うことができ、また、日々の食事で不足しがちな野菜も摂れる優れものです。
健康道場レシピ「まるごとブロッコリーポタージュ」
健康道場レシピ「梅キャベツ」
ブロッコリーやキャベツなど、野菜をたっぷり食べるためにひと工夫を。
◎温野菜にしてカサを減らす。
◎みじん切りや、すりおろしなどにして料理に加える。
◎栄養素は皮に多いので、皮のある野菜はまるごと調理。
※1 日本人間ドック学会、全国集計結果より(2015年12月発表)。
※2 サンスター株式会社調べ。出典:臨床病理51.1073_1083(2003)。
※3 サンスター株式会社調べ。参考資料:「特定保健用食品許可(承認)品目一覧」2016年3月版。
「SMCS」を含んだトクホ飲料「緑でサラナ」。日々の食事で不足しがちな野菜も摂れる優れものです。砂糖や食塩、保存料、不使用。