健康の指標として、今ではもうすっかり一般的になった骨密度という言葉。みなさんの中にも「病院で測ったことがある」「健康診断のオプションで計測した」という方もいらっしゃるかもしれませんね。
骨密度とは、骨を構成しているカルシウムなどのミネラル成分の詰まり具合のこと。骨は常に骨吸収(骨が溶けて減ること)と骨形成(新しい骨を作ること)を繰り返していて、約10年ですべてが入れ替わるといわれています。ところがさまざまな理由で骨吸収が骨形成を上回ってしまうと、骨は次第に弱くなる…つまり骨密度が低下してしまうのです。
一般的に、男女ともに40代~50代にかけて徐々に骨密度が低下していくため、この頃からはより意識を高めていくことが大切といえそうです。
一言で「加齢のせい」といってしまうのは簡単ですが、実はそこにはさまざまな要因が絡みあっているんです。まずはその要素を整理してみましょう。
①加齢によるホルモンの変化
女性の場合、大きな理由のひとつは、女性ホルモンの変化です。女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」は、骨形成を進める働きがあります。しかし、閉経前後からエストロゲン分泌は激減。そのためこの時期、急激に骨が脆くなる傾向にあります。男性より女性に骨粗鬆症が多いのは、この影響が大きいといえそうですね。
また男女共通の変化として、高齢になることでカルシウムを調整するホルモン「副甲状腺ホルモン」や「カルシトニン」などの分泌バランスが変化して、骨吸収が進みやすくなってしまうのです。
②〇〇不足によるもの
骨を構成するカルシウムの不足は、骨密度低下の大きな原因です。特に閉経を迎えた女性は、1日に1,000~1,500mgが必要といわれています。高齢になると淡白なものを好んだり、食事量が減ったりしがちですが、カルシウムは意識的に摂るように心がけましょう。
また、カルシウムの吸収にはビタミンDの作用が必要なので、同時にビタミンDの摂取も心がけて。さらにビタミンDは紫外線に当たることで活性化されて役割を果たすことができるようになるので、日光浴不足にも注意が必要!ビタミンDの役割や上手な摂り方などの詳しい情報はこちらも参考にしてくださいね。
加えて、運動不足も骨密度低下につながるので、毎日の生活にウォーキングなどの適度な運動を取り入れることも大切です。
③過剰な〇〇によるもの
過剰な飲酒・カフェイン・塩分・糖分・ストレス、そして喫煙は、カルシウムの吸収を妨げたり、尿への排泄を増やしたりします。何事もバランスよく!が大切です。
これ以外にも、遺伝や長期にわたるステロイド剤の内服などが骨密度の低下の原因になることもあります。とはいえ、②や③は毎日の心がけ次第で改善することができる要素。まずはバランスのよい食事や生活スタイルから見直していきましょう。
骨密度の低下は、ささいなことでも骨折するリスクが高まります。でも実は、骨密度の低下はからだの骨だけでなく、歯ぐきにも悪い影響を与えることをご存知ですか?
歯を支えているのは歯ぐきですが、歯ぐきは歯肉とその中にある歯槽骨という骨で構成されています。骨密度が低下すると、当然歯槽骨の密度も低下。歯を支える力が弱まり、歯が抜けるなどのリスクが高まってしまうのです。
特に先ほどお話した40~50代以降の方、そして更年期以降の女性の方は要注意。「加齢とともに歯ぐきが気になってきた」「いつまでも自分の歯でおいしく食事したい」という方は、歯のケアだけでなくカルシウムを積極的に摂取するなどの「骨目線」でのケアも、早めにはじめておきましょう。
<健康な歯ぐきの状態>
<歯槽骨の骨密度が低下した状態>
「骨も歯ぐきも気になるから対策を!」と思っても、意外と難しいのが毎日カルシウムを摂ること。「小魚は食べにくくて続かない」「牛乳やチーズは苦手」という人もいるのでは?
そんな時はサプリメントに頼るのもひとつの方法です。サンスターの「ガム・オーラルヘルスタブレット カルシウム&イソフラボン」は、まさに歯槽骨のケアを考えたサプリメント。骨形成に役立つカルシウムはもちろんのこと、骨吸収を抑える働きのある大豆イソフラボンアグリコンも配合。Wの成分の働きで、急激に骨密度の低下が進みがちな世代や更年期以降の女性の歯ぐきにアプローチします。
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