「冷たい物を飲むと歯がしみる」「ハブラシが当たると痛みを感じる」などの症状で知られる知覚過敏。お口のトラブルの中でも、比較的多くの人が体験したことがある症状かもしれません。
知覚過敏は、加齢や歯周病などでハグキが下がって歯の根元が露出し、象牙質が表に出てしまうことからはじまります。象牙質には表面から歯髄(神経)までつながっている象牙細管という細い管があります。冷たい物や、過剰な歯みがきなどの刺激が象牙細管を通じて神経に伝わると、痛みとなって現れる症状=知覚過敏が起きてしまうのです。
サンスターは、多くの人を悩ますこの痛みの原因となる刺激を伝える穴を「知覚ホール」と命名。これを封鎖することに着目し、新製品を発売しました。それが今回ご紹介する「ガム プロケア・ハイパーセンシティブ」シリーズです。
ガム・プロケアシリーズは、歯周病にアプローチするガムブランドの中でも、よりこだわったケアを求める人のためのシリーズです。今回発売したハイパーセンシティブ(英語で知覚過敏症の意味)は、歯周病や加齢などにより、ハグキが下がることで発生する知覚過敏に着目。「とにかくなんとかしたい」という人に向け、本格的なケアができるアイテムが誕生しました。
「知覚ホールを封鎖せよ」をキャッチフレーズに、ペーストには知覚ホールに直接ふたをするように封鎖する薬用成分「乳酸アルミニウム」と、痛みの伝達をブロックする薬用成分「硝酸カリウム」を配合。ダブルのアプローチで歯がしみるのを防ぎます。
ハブラシは知覚ホールが露出し、痛みを感じやすい部分を優しくみがくために、ガム史上、もっともやわらかい毛を採用。より快適なケアを目指します。それでは早速、それぞれのアイテムの特徴をご紹介していきましょう。
●ガム・プロケア ハイパーセンシティブ ペースト 集中タイプ
特に歯がしみるのが気になる人、集中してケアしたい人のためのペーストがこちらです。先ほどお話ししたふたつの薬用成分で、知覚ホールにダブルのアプローチをしながら、清掃剤(研磨剤)を配合しないことで、気になるしみる歯も優しくみがくことができるように工夫しました。
さらにフッ素高吸着処方(※1)で、むし歯予防も行います。1日2回使用した場合、約1週間使用できる集中タイプ。「まずは試してみたい」という人にもおすすめです。
●ガム・プロケア ハイパーセンシティブ ペースト
毎日のケアで、歯がしみるのはもちろん、その原因にもなりうる歯周病もケアしたい人に。最初にお話しした知覚ホールへのダブルのアプローチにプラスして、殺菌剤CPC(※2)が歯周病菌を殺菌し、抗炎症剤GK2(※3)がハグキの炎症を抑えるなど、ガムの基本機能ともいえる歯周病予防にもアプローチします。またこちらのペーストはデイリーケアとして使いやすいように、刺激の穏やかな「マイルドハーブ香味」と、さわやかな香りの「リフレッシュシトラス香味」の、選べるふたつの香味をご用意しました。好みや気分にあわせてお選びいただけます。
●ガム・プロケア ハイパーセンシティブ デンタルハブラシ
歯のケアをしたくても、ブラッシングで痛みを感じるのでは困りもの。また、ブラッシングがきちんとできないことでプラーク除去が不十分になり、そこからむし歯や歯周病につながる可能性も…。そんな悪循環に着目して生まれたのが、「ガム・プロケア ハイパーセンシティブ デンタルブラシ」。しかも、目的にあわせて2種類の毛を採用しました。
中央部のゴム状のやわらかい「歯周ケア毛」は、露出した歯の根元や弱って痛むハグキに優しく当たります。外側の3本に分かれた毛先を持つ「ハグキケア毛」は、歯とハグキの隙間に入り込み、プラークをしっかりかき出しながら弱ったハグキをマッサージします。
さらに、歯やハグキに無理なく当たるようにハンドル形状も工夫をほどこしています。先にご紹介したペーストとあわせて使うと、より快適にケアができそうですね。知覚過敏が気になる人はもちろん、歯周病でハグキが弱っている人にもおすすめです。
これからは、「歯がしみる」といえばガム・プロケア ハイパーセンシティブ!最近ちょっと気になるという人も、ケアはしているけど物足りないという人も。痛みを気にせず飲んだり食べたり、歯をみがいたりできる毎日を目指して、ガムの最新研究が活かされたアイテムでのケアを、ぜひ試してみてくださいね。
※掲載されている商品の画像は開発段階のものであり、最終的なデザインは変更になる可能性があります。
※1 フッ素(薬用成分)+ハイドロオキシアパタイト(吸着剤)
※2 塩化セチルピリジニウム
※3 グリチルリチン酸2K
取材・記事 クラブサンスター編集部
歯周病菌とたたかいつづけてきたサンスターG・U・M(ガム)のオーラルケア商品で、あなたにあった歯周病ケアをはじめましょう。