コラム
2016/03/24

ハブラシでは、歯間の歯垢は約6割しか落とせない?

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本気で汚れを落とすなら、ハブラシ+αのアイテムを。

「毎日正しい方法できちんとはみがきしているから、お口の中はキレイだし、ムシ歯なんて関係ない」って思っている方にちょっぴり残念なお知らせを…。実は、ハブラシだけではどんなに頑張っても落としにくい汚れがあるんです。それが、歯間の汚れ。ある調査で、ハブラシだけでは歯と歯のプラーク(歯垢)は、61.2%しか落とせないということが確認されているのです。


出典元:日本歯科保存学雑誌,48, 272-277 (2005)
*歯間クリーナーとは、フロスと歯間ブラシの総称

「じゃあどうしたら…?」と悩んでしまったあなた。もう一度グラフをよく見てください。そう、ハブラシと歯間ブラシのダブル使いで84.6%、つまり1.4倍も歯間のプラーク除去率をアップさせることができるんです。

歯間ブラシの使い方をマスターして、歯と歯の間までスッキリ。

でもそもそも、歯間ブラシってどんなものなのでしょうか?みなさんは、歯と歯の間の食べカスやプラークが、ムシ歯や歯周病の原因になることはご存知でしょうか。歯間ブラシは、その歯間の汚れを落とす専用アイテム。ハブラシだけでは落としきれない汚れを取り除いてくれるんです。

使い方は意外に簡単!イラストを参考に歯みがきの後にお試しあれ。ちなみに歯間ブラシはハブラシ同様、毛先が整っている間は洗って繰り返し使えるのも嬉しいですよね。

歯間の幅、ハグキの状態、使う場所に合わせてサイズもいろいろ。

さらに、より上手に歯間ブラシを使うには、ぴったりのサイズを選ぶことが大切です。商品によって違いはありますが、例えばガムの歯間ブラシなら、SSSからLまで5段階ものサイズが!これなら「歯間が狭くて心配」という方も「ハグキが退縮して広がった歯間をケアしたい」という方も、ぴったりのサイズを探せそうですね。さあ、あなたも今日からハブラシ+歯間ブラシで、歯と歯の間までケアする新習慣を始めましょう!

 

 

試してみて!

サイズがわからなくて選べないという方は…
◎まずは1番小さいサイズから使ってみましょう。
◎奥歯の歯間が気になる人は、L字型かカーブ型を使ってみましょう。

無理なく動かせるサイズを目安に、自分にぴったりの歯間ブラシを見つけてくださいね。1番小さいサイズでもきつさを感じる方は、歯間ブラシより細いデンタルフロスを使ってみましょう。

奥歯が気になる方は、カーブ型の歯間ブラシをチェック。
 

「ガム・ソフトピック カーブ型」は、届きにくい奥歯の歯間部にも使いやすいカーブ型。歯とハグキにやさしい歯間ブラシです

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