洋服売り場に春ファッションが並ぶと、化粧品売り場ではUV対策アイテムと美白化粧品が花ざかり。雑誌の特集や広告でも、「シミ・そばかす」の文字をよく目にするようになります。
これは、春先から日中降り注ぐ紫外線量が急激に増加し、真夏に近いレベルに達するため。紫外線による刺激でメラニン生成がすすむと、シミ・そばかすの原因となってしまいます。本格的な夏を迎える前にUV対策や美白ケアを行う、「春から美白」はいまや常識なのです。
美白化粧品とは、メラニンの生成を抑制し、シミ・そばかすを防ぐ有効成分を配合した医薬部外品のこと。医薬部外品(薬用化粧品)とは、効能・効果の範囲において、「医薬品」と「化粧品」の中間に位置づけられるアイテム群。有効成分のはたらきで一定の効果が期待できます。
美白化粧品に含まれる美白有効成分は「メラニン生成過程を制御するもの」と「メラニンの蓄積を抑制するもの」とに大きく分けられますが、その作用メカニズムは有効成分によって異なります。現在日本には約20種類の美白有効成分が存在しています。
美白有効成分が配合された化粧品で美白ケアを始めたいなら、「医薬部外品」の表示があるコスメを選んで使うことが大切なのです。
約20種類の美白有効成分のうちの1つであるサンスターの独自成分「リノレックS」は、18年の歳月をかけ、100種以上の自然素材から見つけ出されたもの。紅花油を抽出・酵素処理して得られる脂肪酸の一種です。
「リノレックS」は、シミのもとである酵素チロシナーゼの分解を促進するはたらきを持ち、メラニン生成を抑制することで、日焼けによるシミ・そばかすを防ぐことができるのです。
◎美白化粧品を買う時には、パッケージに「医薬部外品」の表示があるものを選んでみて。
◎使っている美白化粧品でいまひとつ効果が実感できないなら、異なる作用メカニズムの有効成分を配合した美白化粧品に切り替えてみるのもおすすめです。
※リノレックSは有効美白成分「リノール酸S」の愛称です。
※美白とはメラニンの生成を抑制し、シミ・そばかすを防ぐことです。
更新日:2020年11月2日