痛みや歯みがきのしづらさなど、悩まされたことのある人も多い親知らず。とはいえ、実は詳しいことはあまり知らない、という人がほとんどではないでしょうか。
親知らずには主に3つのタイプがあり、「抜くべき親知らず」と「抜かない方がいい親知らず」があることは、以前 こちらの記事でご紹介しました。
今回はさらに詳しく親知らずについて知るべく、サンスター千里診療所の宮本先生に伺いました。
Q. 「抜くべき親知らず」かどうか判断するポイントはありますか。
A. 親知らずが横向きに生えて手前の歯にぶつかっていたり、一部でも歯が見えていたら抜くべきです。
また、疲れると親知らずが痛むという場合、炎症を起こしている状態なので、抜いた方がいい可能性が高いです。
Q. 親知らずの生え方が特殊な場合、どのような処置になりますか。
A. 根っこが曲がっていて抜きにくいなど、一般歯科のレベルを超える処置が必要な場合は、口腔外科などをご紹介するケースもあります。
Q. 「抜くべき親知らず」を抜かずに放置するとどうなりますか。
A. ハグキが炎症を起こす可能性があります。また、汚れがたまりやすいため、親知らずだけでなく周りの歯までムシ歯や歯周病になるリスクが高まります。
Q. 親知らずを残した場合、メリットはありますか。
A. 奥歯を抜歯する際に、親知らずを移植したり、ブリッジの支柱にすることもあります。ただし、このような例はラッキーなケースで、親知らずがまっすぐに生えていることが条件です。
親知らずのケアに>G・U・M 洗口液・歯間ケアおすすめ&ランキング