歯と歯の間にむし歯ができてしまわれたのですね。隣同士の歯が接触する部分をコンタクトポイントといいます。ここはむし歯ができやすい部分です。さらに都合が悪いことに、この部分は直接観察することができないため、ご自身では中々見つけられません。すでに色々工夫されている通り、むし歯予防にはフッ化物が有効ですので、フッ素洗口液でのケアを続けていただくことをおススメします。また、歯と歯の間の汚れはフロスで除去していただく必要がありますので、フロスを使用する際は、隣り合った歯それぞれの側面に沿って上下に動かし、プラーク(歯垢)を除去してください。
フロスを使用することによって間が広がることはなく、それによってむし歯になることはありませんのでご安心ください。唾液の減少や、食生活によってむし歯のリスクは高まってしまいますので、飴を舐める、だらだら飲食するようなことは控える、唾液腺マッサージで唾液の分泌を促すこともおススメです。
2023/11/30 11:13