デンタルフロスは商品によって糸の太さ、ワックスの有無などに違いがあります。糸の太さは歯間の隙間に合わせます。間が空いている方は太めのものを、間が狭い方は細めのものを使うといいでしょう。
ワックスの有無についてですが、これにはワックスがないとキシキシして歯間に入りにくい一方、ワックスが付いていると簡単に入るという違いがあります。それならワックス付きのフロスにしようと思うかもしれません。しかし、実はワックス付きのフロスよりも、ワックスなしのフロスの方が汚れの除去率は高いのです。
フロスはプラーク(歯垢)を絡めとり、束の内部にしまいこむという仕組みで掃除をしています。ワックスが付いていることで、束がまとまりやすくなっているため、その分プラーク(歯垢)が取りにくいのです。とはいえ、ワックス付きフロスであっても、フロスを行わないよりは汚れの除去率はかなり高くなります。つまり、ワックス付きフロスはきしみに慣れない方向きということです。慣れてきたらワックスなしのものがおススメです。
2023/11/30 11:56