歯みがきの目的は、歯についた細菌の塊であるプラーク(歯垢)を落とすことです。プラーク(歯垢)はハブラシが軽く触るだけで取り除くことができますので、「ふつう」の硬さのものでも「やわらかめ」でも除去することができます。
「やわらかめ」のハブラシは、毛先がやわらかいため歯ぐきを痛めにくいです。歯にあたる感じがやわらかくて気持ち良いという方もおられます。ただ、やわらかいハブラシは耐久性が若干劣るものが多いのが欠点かもしれません。多少頻繁にハブラシを交換されるのであれば、なんら問題はないように思います。歯ぐきに炎症があり出血しやすい、痛くてみがけない、という時には「やわらかめ」のハブラシをおすすめしています。
以上のことから、通常の歯みがきには、「ふつう」のかたさのものをお勧めしていますが、お好みで「やわらかめ」のハブラシはお使いいただいて構いません。みがき方もひとそれぞれだと思いますので、一度ご自分にあったハブラシ・みがき方についてお近くの歯科医院で一度相談されるのも良いかもしれません。
2023/05/10 13:20