まずは、数ヶ月に一度の定期検診に通われているとのこと、素晴らしいと思います!一般的にプラーク(歯垢)が形成されるまでは24時間かかると言われています。その後、石灰化が始まるのが4〜8時間後、また2日後には50%、12日後には歯石になってしまいます。
歯みがきがどんなに上手な方でも(私たち歯科衛生士でも)ハブラシだけではお口の中の汚れの60%ほどしか落とすことはできませんが、ハブラシとフロスや歯間ブラシを併用すれば80〜90%まで汚れを落とすことができます。時間をかけて丁寧に歯みがきをした上で、これからも歯間清掃用具の使用を続けられてください。
みがき残しがあるところが毎回同じということであれば歯科医院を受診される際にその部分のみがき方を教えてもらうと良いでしょう!
今回は、歯みがきでみがき残しを少なくするポイントを2つご紹介します。
①歯みがきの順番を決める
例えば、このように歯みがきの順番を決めて1本ずつ丁寧にみがいていくことで、みがき残しを減らすことができます。
上の歯の表側→上の歯の裏側→下の歯の表側→下の歯の裏側→噛み合わせ面
②鏡を見ながらみがく
鏡を見ながら歯をみがいてみてください。ハブラシがしっかりとあてるべき場所にあたっているか、目で確認しながらみがくことでみがき残しを減らすことにつながります。
こちらの動画もぜひご覧になってください。
https://www.youtube.com/watch?v=xPP5aBbDLrs
2023/04/28 16:33