2013年の世界の成人人口はおよそ45億7300万人、そのうち糖尿病人口はおよそ3億8200万人。つまり100人中8.35人が糖尿病患者です。では、22年後の2035年はどうでしょう。2035年の糖尿病患者は5億9600万人、なんと100人中10.1人が糖尿病患者だと推定されています。増え続ける糖尿病。あなたの周りにも危険が潜んでいるかもしれません。
前述の通り、日本は世界でも有数の糖尿病大国ですが、日本の糖尿病患者できちんと治療を受けているのは、なんと半数程度だと言われているのです。残りの半数は、自分が糖尿病であることを知らないか、もしくは、知っているけれど放置していることになります。皆さんの中にも、「ちょっと前までそうだった」なんて方もいらっしゃるかもしれませんね。そんな方を見かけたら、ぜひ声をかけてあげてください。糖尿病は日々の取り組みで予防やコントロールができる病気なのですから。