コラム
2016/06/06

味わい深く、心豊かな人生を営むためには噛む+○○が大切!

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6月4日~10日は歯と口の健康週間です。そこで今回は、口の中の健康と食育の関連性についてのニュースをお届けします。

よく噛むことが血糖管理にも影響 噛む回数を増やす6つの対策

以前、「早食いの人も、時間をかけて食事したくなる!ゆっくり食べるといい理由」で、ゆっくり食べると食事の満腹感・満足感が得やすくなることをお伝えしましたが、早食いの人ほど肥満傾向にあることがさまざまな調査で明らかになっています。

よく噛むと満腹感を得られるので、食べ過ぎを防ぐことができ、2型糖尿病や肥満の予防・改善にもつながります。

日本歯科医師会は「生涯にわたって安全で快適な食生活を営むために、栄養バランスをとりながら、しっかり噛むことが大切。味わい深く、心豊かな人生を営むために食育を推進する必要がある」と述べており、厚生労働省は、十分に歯・口を使う「食べ方」を通じて健康増進を図るため、ひと口30回以上噛んで食べることを目標とする「噛ミング30」を提唱しています。

よく噛むことにより、唾液がたくさん分泌されますよね。唾液には口の中の細菌を洗い流し、むし歯や歯周病を予防する効果があり、唾液に含まれるアミラーゼという消化酵素は、でんぷんを分解し消化吸収を助けます。さらに、よく噛むことでなんと味覚が発達してよく味わえるようにもなるそうです!

よく噛むことの大切さは分かっていても、ひと口食べるごとに30回噛むのは中々難しいと感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。私も実際そんなに噛んで食べているか自信はありません((+_+))

そこで、下記の6つ工夫をすると、自然に噛む回数を増やすことができるので、ぜひ試してみましょう~♪

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1.ひと口の量を減らす--ひと口で噛む回数は量によって変わらないそうです。
2.食事の時間に余裕をもつ
3.まずは噛む回数を5回増やす--慣れたら少しずつ増やしていきましょう!
4.食材は大きく、厚めに切る
5.歯ごたえのある食材を選ぶ
6.薄味にする--食材本来の味を味わおうとして、よく噛むようになるそうです。
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むし歯があると、よく噛むことができませんよね。このむし歯のリスク、なんと食育の知識がない人は知識のある人に比べて2倍もむし歯が増加しやすいことが、岡山大学の研究で確認されました。

加えて、食育の知識がある人は、間食や夜食を食べない傾向があることも言われています。食育により、甘い食べ物や飲料を控えるようになるという海外の報告もありますので、日本で食育が推進されることにより、食習慣が改善され、むし歯の予防もできるかもしれないですね。

 

▶元記事を読む

 

※引用元:糖尿病ネットワーク
よく噛むことが血糖管理にも影響 噛む回数を増やす6つの対策 - 2016年04月15日
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2016/025353.php
[日本医療・健康情報研究所] Copyright @ 2016 Soshinsha.

※このコラムは、「糖尿病とうまくつきあう」サイトに掲載されたものです。
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