これまでの記事で、「 唾液には2種類ある」こと、「唾液の3つのはたらき」、そして「唾液が持つ健康を守る力」について、ご紹介しました。
唾液は、ドライマウスや口内細菌、口臭などの口内環境に影響を与えるだけではなく、若返りホルモンが含まれていたり、活性酸素を減少させたりする効果があるなど、全身の健康や美容にとってもいいことずくめ。
こんな唾液のパワーを活かさないなんてもったいない!今回は唾液の出やすい食べ物を一挙にご紹介します。
唾液が出やすい食べ物というと、まず思い浮かべるのは梅干しやレモンなどの酸っぱいもの。カラダが「酸味=毒」と判断し、その毒性を薄めようとして、味覚・唾液反射と呼ばれる反射性の唾液分泌が起こります。
また、あごを動かすことによって唾液が分泌されるため、ガムやするめ、ドライフルーツなどのかたいものをよく噛んで食べるのも効果的です。
さらに、昆布(アルギン酸が唾液分泌を促進)や、納豆(ポリグルタミン酸が唾液分泌を促進)も、実は唾液が出やすい食べ物のひとつ。意外ですよね。
ただし、唾液の分泌がムシ歯の予防にも効果があるとはいえ、食べっぱなしはNGです!食べたあとにはしっかり歯みがきすることもお忘れなく。
今回は唾液の出やすい食べ物をご紹介しましたが、それ以外に、食事でもよく噛むことが唾液の分泌を促すのにはとても大切。最近の日本人はあまり噛まなくなったともいわれています。噛む回数を数えてみるなど、普段からよく噛むことを意識してみてくださいね。
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