みなさんがむし歯に気づくのはどんな時でしょうか?「痛くなった時」「しみる時」「歯が黒っぽくなった時」…こんな症状が出た時に、「あれ?むし歯かな?」と気づくのではないでしょうか。特に奥歯のむし歯は痛くならないと気づかない人が多いようです。実は、痛くなった時にはむし歯はかなり進行した状態だということをご存知でしょうか?痛みが出た状態まで来ると、歯を削って詰め物をする治療が必要になります。しかし、自覚症状が出る前のむし歯なら、歯を削る必要がない場合もあります。
むし歯の進行の度合いと症状、必要な治療についてご紹介していきましょう。
むし歯は、進行すればするほど削る量も治療回数も治療費も増える病気です。むし歯から歯を守るためには、早めに発見して手を打つことが必要です。自覚症状が出る以前のむし歯なら、歯を削ることなく治療することが可能な場合もあります。
しかし、自覚症状のないむし歯を自分で発見するのは大変難しいことです。削らずに済む初期のむし歯のうちに発見するためにも、定期健診で歯科医師や歯科衛生士にチェックしてもらいましょう!
また、むし歯の発生予防や初期むし歯のケアのためにご家庭でできることとしては、フッ素入りのハミガキや洗口液の使用が挙げられます。