「オーラツーミー ステインクリアペースト」の季節限定フレーバー、毎年人気の高い「さくらふわりミント」が今季も登場します。「ハミガキペーストでさくら?どんな味?香り?」と思われるみなさんにお伝えしたいけれど、さて、どうしたら伝わるでしょうか。そこで、香りや味を表現するプロ、ソムリエの田邉さんにワインのようにテイスティングしていただくことに!
監修者プロフィール
ワインのテイスティングといえば「見た目(外観)」「香り」「味わい」から、ブドウ品種、産地、造り方を探っていき、正確、かつ表現豊かに語る、というもの。今回はそのお作法を踏まえ、さくらふわりミントの特徴を探っていただくことにしました。さて、どんな表現になるのでしょうか?
以前、クラブサンスターでは、今回同様、田邉ソムリエに洗口液のテイスティングも行っていただきました。記事はこちら>>
真剣にワインをとらえる田邉ソムリエ。「ペーストも同じように真剣に取り組みますよ!」と心強い一言。
クイズに答えて
オーラツーミー ステインクリアペースト/
さくらふわりミント
を 体験しよう!
抽選で10名様に当たる
ソムリエの田邉さんが「さくらの香り」から
連想するワインは「ロゼ・〇〇〇〇」
〇〇〇〇に入るのは?
応募受付は終了しました
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さすがソムリエ。自然とワインをサーブするような所作に!「ここから真剣勝負ですよ」(田邉さん)
まずはキャップを開け、チューブからの香りを探りましょう。
「第1印象はアロマティックですね。メントール系の清涼感を感じる香りが立ちあがります。同時にフローラルアロマ、さくらやピンク系のバラがはっきりと感じられます。
ワインでいうとゼラニウム、スミレをイメージする香りもあります。しばらく香っていると、そのフローラルアロマとメントールに、うん、これは、アニスのニュアンスかな。ベルモットの印象も出てきます。花やハーブ、たくさんの香りが感じられるようになりますね」
チューブからでもしっかり香りが感じられるとのこと。
アニスはワインの香りの要素としてポピュラーなもののひとつで、お菓子や料理にも使われるハーブ。ベルモットは白ワインに薬草を配合した香り付きワインのことで、イタリア発祥とフランス発祥のものがあり食前酒やカクテルで登場します。
この時点でそれだけの香りがあるとは…!
「ワインでイメージしてみると、アロマティックタイプの白ワインという印象ですね。まず思い浮かぶのがトロンテス。
それからトロピカルフルーツの要素がありながら、ハーブ系の清涼感を感じるということで、ニューワールドのソーヴィニヨン・ブラン。」
まだ口に入れていない状態で、すごい情報量です…!!
トロンテス、ソーヴィニヨン・ブランはそれぞれぶどうの品種名。トロンテスはアルゼンチンの白ワインの代表的な品種、ソーヴィニヨン・ブランはフランスをはじめ世界中で広く栽培されている人気の品種。
また「ニューワールド」とは、ワインの世界で以前から定評のあったフランスやイタリアなどの欧州の国々に対して、1980年代以降に注目を集めはじめたオーストラリアやニュージーランド、チリ、南アフリカなどの国々を指す言葉です。
それではハブラシに乗せて、さらに探っていただきましょう。
ではハブラシに乗せて。「ワインでいえばボトルからデキャンタに移し替えるような気分ですね」(田邉さん)
「全体の香りがおだやかに中和されて、印象が変わりました。そのおだやかなアロマから次第に清涼感がすっと立ち上がります。香りが落ち着いて、すがすがしさが高まるような印象です」
どんどん集中力が高まり、より真剣な表情に。
では、みがいていただきましょう。ワインでいうと「味わい」ということになりますが、もちろん飲みも食べもしないのでご安心を。
「ハミガキ自体が丸みのあるテクスチャー(口触り)でまろやかさがありますね。そしてお口の中ではフローラルフレーヴァーが広がって、その直後からミントのニュアンスがきてスーッとする清涼感。後味はさわやかな印象で、華やかさと清涼感が余韻に長く続く。ハミガキの後も心地よい状態が続くのは精神的にもいいんじゃないでしょうか」
ワインと同様、舌にあたる感覚、口の中で広がる要素などを丹念に探ります。
ハミガキで「余韻」という表現が出てくるとは、さすがソムリエ。でも、確かにハミガキはその場でお口の中を清潔にするだけではなく、お口をすすいだ後の時間をさわやかに、楽しい時間に導くためのものでもあります。ワインと同様、余韻は大切なんですね。
田邉さんの解説は次第に熱気を帯びてきました。
最後に田邉さんに「さくらの香り」から連想するワインを教えていただきました。
「少し暖かくなってきた芽吹きの季節におすすめしたい華やかさと強さだけではなく、清涼感のあるアロマがあるワインですね。先ほどご紹介したニューワールドのソーヴィニヨン・ブランや、トロンテスから造られた白ワイン。そしてもうひとつの側面としてロゼワインも連想しました。たとえば軽やかでフレッシュ、アルコール度数は低めのフランス・ロワール地方のロゼ・ダンジュをイメージします」
ワインは視覚的な要素も大切で、香りや味わいの印象がワインの色やボトルデザインから想像できると良いそう。「その点、さくらふわりミントはパッケージも香りとあっていますね」(田邉さん)
さて、「オーラツーミー さくらふわりミント」をワインのように語っていただきましたが、田邉さんは意外な気づきがあったといいます。
「ワインと同様、香りに注目する。すると、ハミガキが楽しみに変わるんですよね。ハミガキが面倒だな、と思う人も香りを楽しむつもりでみがいていただくとよいのではないでしょうか」
また、田邉さんからはハミガキとワインに関するメッセージも。
「ワイン好きの方は、ステインによる歯への着色が気になりますよね。でもこのハミガキならステインケアもできますから、よりワインを堪能いただけるのではないでしょうか」
「ハミガキも香り次第で気持ちが変わる、ということを実感しました」(田邉さん)
「オーラツーミー ステインクリアペースト」は、歯のくすみ・黄ばみなどの原因となるステイン(着色汚れ)を落として、つきにくくすることで、歯本来の白さを取り戻し、キレイな歯を保つためのハミガキ。「さくらふわりミント」はこの時期だけの限定発売です。桜が花開く春に向けて、この香りでハミガキを楽しんでしまいましょう!
オーラツーミー ステインクリアペースト/さくらふわりミント 350円(税込385円)
取材・記事 岩瀬大二
撮影 石原敦志