みなさんはお口の健康についてどれくらい気をつけていますか?
歯周病やむし歯など、メディアでもよく取り上げられる身近な話題ですが、「知っているつもり」「よくわかっていないけど今さら聞けない」なんて人も多いと思います。
今回は、知っているようで知らないお口の健康について、クイズで理解を深めましょう!
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コラム内に掲載のクイズ5問の答え(番号)を順番に答えてください。
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【Q1】80代で歯が20本以上残っている人は増えている?減っている?
①増えている
②減っている
答え「①増えている」
“8020”達成者の割合は増加している!
1989年から厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「8020(はちまるにいまる)運動」。自分の歯でおいしく食べる楽しみを味わい続けるために、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。
厚生労働省が平成28年に実施した「歯科疾患実態調査」の結果によると、80歳になっても自分の歯が20本以上ある人の割合は、前回(平成23年)の調査結果40.2%から、51.2%に増加しています。
“8020”達成者の割合が増加している一方で、「4㎜以上の歯周ポケット※を持つ人の割合」も増加しています。歯が残っている人が増えたことが起因しているのかもしれません。
歯周ポケット※は歯周病のはじまりで、歯周病は歯を失う要因のひとつです。生涯自分の歯で食事を楽しみ、健康な毎日を送るために、子どもの頃から正しいオーラルケアを身につけて日々実践していきたいものです。
※歯と歯ぐきのあいだが、プラークの細菌により炎症をおこし深くなった溝のこと
【Q2】お口の中には何種類の細菌がいる?
①10種類
②150種類
③500種類以上
答え「③500種類以上」
こんなにいるの!?お口の中の細菌
大人のお口の中には、約500~700種類もの細菌が棲んでいます。それらの総数は、しっかりオーラルケアができている方で1000~2000億、オーラルケアが不十分な方ではなんと約4000億~6000億にも!
カラダの中の細菌というと、腸内細菌を思い浮かべる方も多いと思いますが、腸管内の細菌の種類は約700~1000種類ほどで、生息総数は500兆~1000兆。総表面積から細菌の密度を計算すると、お口の中と腸内の細菌の密度はほぼ同じなのです。
お口に棲む細菌は多様な性質を持っていますが、中にはカンジダ菌や黄色ブドウ球菌など全身疾患の原因となる菌も。毎日のオーラルケアでお口の中を清潔に保つことは、歯の健康のみならず、病気リスクの軽減や長寿のためにも欠かせないものなんですね!
【Q3】歯みがきして寝て6時間後、お口の中の菌の数はどうなってる?
①減っている
②変わらない
③増えている
答え「③増えている」
その「おはよう」のキス、実は細菌だらけです。
恋愛映画やドラマでは、「おはよう」のキスは鉄板シーン。こんな熱い恋に憧れている女性も多いと思いますが…実は、この時こそが、お口の中で細菌が最も増えている時間帯。しかもその増えた細菌は口臭の原因のひとつなんです…!つまり、憧れの「おはよう」のキスは、細菌&口臭付きのキスとも言えるんです。
朝、起きた時に細菌が多いのは、睡眠中の唾液の量に関係があります。唾液はお口を洗浄する役割がありますが、寝ている間は分泌量が減ってしまうため、どんどん細菌が増殖。寝る前にしっかり歯みがきをしても、6時間後、朝起きた時には細菌が 増えてしまうのです。そしてこの細菌たちが集団化し、ぬるぬるしたノリ状になったものが、朝、起きた時に感じるあの嫌なネバツキ。細菌のかたまりだったと知ると、これは本気でなんとかしないと!という気持ちになりませんか?
出典:サンスター調査
だったらまずは、寝る前のケアにひと工夫を。ふだんの歯みがきにプラスして、歯と歯の間の狭い部分をデンタルフロスや歯間ブラシでしっかりケアしたり、 菌の繁殖を抑えて口臭やネバツキを防ぐタイプの洗口液を使ってみてはいかがでしょう。
【Q4】日本人の30代以上のうち、歯周病にかかっている人の割合は?
①約2割
②約3割
③約5割
④約7割
答え「④約7割」
30代以上の3人中2人は歯周病という、驚きの結果が!?
平成28年の厚生労働省の歯科疾患実態調査によると、日本人の30代以上の69.0%の人が歯周病にかかっているという結果が出ています。約7割というと、3人に2人は歯周病という計算に…。信じられないかもしれないですが、本当なんです。
出典:厚生労働省「平成28年 歯科疾患実態調査」
歯周病とは、歯周プラーク(歯垢)の中の歯周病菌が歯ぐきに炎症を起こして、徐々に周りの組織を破壊していく細菌感染症です。痛みなどの自覚症状がなく進行するので、別名サイレント・ディジーズ(静かに進行する病気)とも呼ばれています。症状が進行すると歯を支える骨(歯槽骨)を溶かし、やがて歯が抜けてしまう原因にもなります。
こんな人は要注意です!
歯周病には、歯みがきをちゃんとしていなかったり、歯ぎしりをしたり、かみ合わせが悪いなどのお口の問題だけでなく、喫煙やストレス、不規則な生活習慣なども関係していると言われています。歯周病は、生活習慣病のひとつなんですね。たばこを吸う人、疲労やストレスのたまりやすい人、よくかまないで食べている人、間食が多い人、つい夜ふかしをしてしまう人などは、特に気をつけてください。
もちろん、毎日のオーラルケアも大切です。1本1本丁寧にみがくように心がけましょう。
【Q5】歯が抜ける原因で一番多いのは?
①むし歯
②歯周病
③事故
答え「②歯周病」
歯が抜ける原因の第一位は、なんと歯周病?!
意外に思われるかもしれませんが、日本人が歯を失う原因の第一位は、歯周病です。
出典:公益財団法人8020推進財団「第2回 永久歯の抜歯原因調査」(2018)
「サイレント ディジーズ(静かな病気)」とも呼ばれる歯周病は、痛みなどを感じることなく進行してしまいます。歯ぐきの腫れ・出血などが主な症状として現れますが、進行すると、炎症が歯ぐきだけにとどまらず、その下にある組織(歯根膜や歯槽骨)に及んで歯周組織の破壊が進み、歯を支えきれなくなります。その結果、歯を失ってしまうことがあるのです。
歯周病は放っておいても自然に治ることはありません。ただし、早く発見し、歯科医院での治療と丁寧なセルフケアを行うことで、症状の進行を食い止めることができます!
何より大切なのは、歯周病を防ぐこと。歯周病に着目したオーラルケア製品を上手に使って、健康な歯と歯ぐきをキープしてくださいね。
お口の健康クイズの結果はいかがでしたか?
正解できた人も、できなかった人も、このクイズで正しい知識を得て、しっかりお口の健康を守っていきたいですね。
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