今回はこれまでにご紹介したことがある方法とは少し違う「ダイエット法」について、こんな記事をご紹介いたします。
みなさんは、「おにぎり」と「ダイエット」という組み合わせにはどんな印象がありますか?対照的な組み合わせなのでは。。。?と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
最近、おにぎり中心の食事とトレーニングを組み合わせた「おにぎりダイエット」の効果が明らかになりました!
JA全農とスポーツクラブを運営するルネサンスは、おにぎり中心の食事と、運動トレーニングを組み合わせて体重を減らす「おにぎりダイエットプログラム」の効果を発表しました。
「おにぎりダイエット」では、食事をミネラル/ビタミン/タンパク質などを「バランス良く摂れる具材」と「お米」を組み合わせた、おにぎり中心に置き換えます。
そして、1日に食べるおにぎりの個数とおかずの量は、年代や性別に合わせた基礎代謝・運動量などからおおよその1日の消費カロリーを計算して決めます。
「おにぎりダイエット」では、おにぎり中心の食事と合わせて、個人に合わせたトレーニングを実践します。運動によるカロリー消費の増加が、おにぎりに含まれる炭水化物などのカロリーを上回ることで、無理なく体重を減らすことができるのだそう。
「おにぎりダイエット」では、“何を食べないようにするか”ではなく、“健康のために何を食べたら良いか”に注目しています。
全農とルネサンスは、おにぎりダイエットの効果検証を行うために、ルネサンスで参加者を募りました。
そして、参加者には、1ヵ月間の「おにぎりダイエットプログラム」を実施してもらいました。
プログラム終了後、プログラムの実施前後で腹囲がどのくらい減少したか尋ねたところ、
・3cm以上減少した : 30.9%
・2cm以上3cm未満減少した : 19.0%
・1cm以上2cm未満減少した : 21.6%
との回答が得られたのだそう。つまり、およそ7割が腹囲1cm以上の減少に成功したと回答したということですね。
他にも、「おにぎりダイエットの食事量につらさを感じたか」を尋ねたところ、約47%が「つらくない」と回答しました。「全くつらくない」と合わせると、約64%が「つらくない」と回答しており、「つらい」と答えた人は約15%にとどまりました。
適度にカロリー・炭水化物を摂取するおにぎりダイエットでは、ダイエット時につらい「空腹感」も抑えられ、健康的にダイエットに取り組めるのだそうです。
また、「おにぎりダイエット」は、カロリー計算がしやすい点や、トレーニングができない日にはおにぎりの個数を減らすなどのカロリーコントロールがしやすい点もポイントです。
今回の「おにぎりダイエット」のレシピ監修を担当した管理栄養士の柴田真希さんは、「日本食を見直し、お米を食べるのはとても良いこと」と話しています。
また、柴田さんは、普段の食事に玄米や雑穀を積極的に取り入れることを勧めています。玄米や雑穀には白米だけでは不足しがちな栄養が多く含まれており、良く噛むことで満腹感を得やすくなります。
玄米の食感が苦手という人も、玄米と白米を1対1の割合で炊くと食べやすくなりますので、是非取り入れてみてはいかがでしょうか。
今回の「おにぎりダイエット」のポイントの1つが、「レジスタントスターチ」(難消化性でんぷん)です。
ごはんに含まれる炭水化物のなかには食物繊維と同様の働きをする「レジスタントスターチ」(難消化性でんぷん)が含まれています。レジスタントスターチとは、「消化されない(レジスタント)でんぷん(スターチ)」という意味で、食物繊維のように腸内環境を整えるだけでなく、体重増加を抑える・内臓脂肪の増加を抑えるといった効果があります。
全農は、冷たいご飯が含まれるおにぎりは、レジスタントスターチを摂取できる代表的な食品だと強調しています。他にも、レジスタントスターチは腸内細菌のエサにもなるため、最近注目が集まっています。
おにぎりが中心の食事は、脂肪の摂り過ぎを防げ、具材と合わせて栄養バランスも補えるため、無理なく体重を減らせます。全農は「糖質制限ダイエットが流行っていますが、お米を食べても痩せられることをあらためて実証できました」と話しています。
また、「日本人が昔から食べ親しんできたお米は、炭水化物だけでなく豊富な栄養素を含み、パンよりも脂質が低く、低カロリーで腹持ちが良い。ダイエットに利用しやすい」としています。
全農は「おにぎりダイエット」の専用ホームページも公開しており、誰でもおにぎりやおかずの量を簡単に算出でき、摂取したい栄養ごとのおにぎりレシピも公開しています。
おにぎりダイエットプログラム(全農)
ビタミンが摂れるおにぎりとして、「にんじんツナサラダ」や「カレーピラフ」など豊富な種類のおにぎりがあり、たまきも是非挑戦してみたいなと思いました!
※引用元:糖尿病ネットワーク
糖尿病の人は「足の冷え」「しびれ」に注意 足の動脈硬化を改善 - 2018年02月16日
http://www.dm-net.co.jp/calendar/2018/027785.php
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