「なんとなく過ごす育休をなくす」というビジョンを掲げる産育休中向けのオンラインコミュニティ「MIRAIS(ミライズ)」。2021年7月12日に「SODATECO(ソダテコ)」とのコラボレーションイベントを実施しました。当日はサンスターから乳幼児の腸や歯のケアについての話や、「ソダテコ やさいではぐくむスムージー」を使った離乳食レシピなどを紹介し、参加者からもレシピのアイデアを頂き大盛況でした。
(詳細はコチラ)
今回は「MIRAIS」代表の栗林さんにイベント後の感想や「MIRAIS」の活動についてうかがいました。
監修者プロフィール
――まずは「MIRAIS」の活動について教えてください。
特徴は大きく3つありまして、まずは「産育休者」という限られた人を対象としている点です。現状、女性を対象にしたコミュニティはたくさんありますが、産育休者を対象にしているところはまだまだ少ないんです。
そして、限定しているけれど多様性に富んでいるのが2つ目の特徴です。オンライン運営なので日本全国からはもちろん、海外から参加される方もいます。そして「産育休者」という共通項だけで人が集まっているので職種や業界もさまざま。普段出会わない人と出会える場所になっています。
3つ目は「MIRAIS」の参加者は各自「育休テーマ」を持っていることです。参加時に自分でテーマを決めてもらい、それぞれがそのテーマに沿って活動しています。
――育休中のテーマは仕事に限らず、何でもいいのですか?
そうですね。自由に決めてもらっています。「自分がワクワクする時間にする」「復職を見据えた準備期間にする」など、人によってさまざまです。過去に「人生一度きりの夏休み」というテーマもありましたね。
育休中に、「遊んでていいのかな?」と罪悪感を感じる人はとても多いんです。でも”遊ぶ”ってテーマを決めて、それに沿ってやることを決めるともっともっと育休が充実した時間になるんですよ。
毎月MIRAISのメンバーの中で振り返りをしていて、そこでテーマに対してフィードバックをもらう機会もあります。それで気持ちが加速されて、より「育休」が有意義なものになっていく、ということを目的にしています。
――今回7月12日に実施された「SODATECO」とのコラボイベントは、「MIRAIS」の卒業生の方がサンスターの社員だったことがきっかけで実現されたとうかがったのですが。
そうなんです。「SODATECO」と「MIRAIS」で何かできないかと提案してくださって。すごく嬉しかったですね。
――どんなイベント内容だったのでしょうか?
「フローラ形成のお話と特製離乳食レシピ講座」として、サンスターさんに腸内フローラや歯のケアについてのお話や、「ソダテコ やさいではぐくむスムージー」を使った離乳食レシピをご紹介いただきました。そして、後日コラボ第二段として、「MIRAIS」のメンバーが「ソダテコ やさいではぐくむスムージー」を使ったアレンジレシピを実際に作って、自分のInstagramに投稿するというイベントを行いました。
(詳細はコチラ)
――お話がきた時「SODATECO」についてどのような印象を持たれましたか?
妊娠中の時から、子どもの「一生の健康」のことを考えて赤ちゃんのおなかやおくちの環境を整えていくという全体像に共感しました。そのために「ソダテコ やさいではぐくむスムージー」のような商品を作られている、というところがしっかり繋がっていて、納得して取り入れることができるところもいいなと思いました。
実際に試飲すると、とろみがあって、飲みごたえがあるところが気に入っています。あとは料理やおやつに取り入れやすいところですね。例えば、お菓子を手作りする時に、ただカップケーキを作るだけだと栄養が心配ですが、水の代わりに取り入れることで野菜を摂取することができます。生の野菜を食べさせるよりもハードルが下がるので、ママさんたちにとってはありがたいのではないかと思います。
――イベント企画で「MIRAIS」のメンバーの方たちが、「ソダテコ やさいではぐくむスムージー」を使ったさまざまなレシピをInstagramで発表されていますが、メンバーの方たちは「ソダテコ やさいではぐくむスムージー」に対してどのような感想を持ったのでしょうか?
当日のZoom取材には、MIRAISの方も参加してくださり、その時にチャットで書き込んでいただいたものをご紹介します↓
「料理に使うと、味に深みがでる!」
「我が家では、今日も兄弟で飲んでいて、3歳児1歳児ともに大好きです!」
「素材が厳選されているので、うれしいですね!」
「おやつに野菜を取り入れるのは難しいのですが、ホットケーキや蒸しパンに手軽に入れられるのがいいです」
「長期旅行に持参しました!外食続きの中、手軽に野菜をとらせられて重宝しました。軽くてコンパクトなのもよかったです!」
「料理にアレンジはしていないですが、おいしくて全部そのまま飲みました!」
「おやつにあげるのにちょうどいい量でした」
「パッケージの質感と見た目もちょっとおしゃれで、持っていくと少しテンションが上がりました」
「今回のイベントで、飲み終わったあとの容器にお米を入れてマラカスを作るというアイディア出てました」
――リアルな感想をたくさん書き込んでいただきましたね。
そうですね。野菜を食べさせるのは大変なので、スムージーを取り入れることでその手助けになりますよね。旅行に持参したという声もありますが、外食続きだとどうしても野菜が不足しがちです。持ち運びしやすいですし、そういう使い方もいいですね。
――イベント自体の反響はいかがでしたでしょうか?
参加者の方からは「子どもがゴクゴク飲んでくれた」「(自分自身も)飲みやすかった」という声が多かったです。また腸内フローラやおくちのケアのお話に関しては、「しっかりケアをしてあげよう」というモチベーションになったり、知らないことばかりで勉強になったという声もありました。
今は新型コロナウィルスの影響で子育て支援センターも休館していることが多く、情報を集めにくいところがあるので、有意義な時間になったのではないでしょうか。
――ありがとうございます。では最後に「MIRAIS」の今後の展開について教えていただければと思います。
日本の育休者は年間で50万人から60万人といわれています。その中で、私たちのコミュニティは卒業生を全部あわせても約560人しかいません。今はまだまだ知られていない存在ですが、「有意義な育休を過ごす」ことが当たり前の世の中になるために、もっともっと多くの人に「MIRAIS」を知っていただきたいと考えています。
また先程お話した通り、「SODATECO」とのコラボイベントは「MIRAIS」の卒業生の方がきっかけです。こういった「MIRAIS」を卒業して復職したメンバーが、「MIRAIS」のための新しい縁をもたらしてくれるという循環も、世の中に影響するのかなと感じています。
私たちの活動を通して、育休を取る人だけでなく、その周囲の方々も含めて社会における育休のイメージを変えていけたらと思っています。