最近、健康診断を受けましたか?
最近おなかまわりが…という人は、特にコレステロールの結果が気になったりしますよね。
コレステロールは人間の体に欠かせない脂質のひとつですが、過剰になると血管や血流への悪影響があります。
健康診断の結果をよく見ると、「LDLコレステロール」と「HDLコレステロール」のふたつがあることに気づくはず。それぞれのはたらきについてご存じですか?
LDLは、肝臓からコレステロールを各組織に運ぶ大切な役割を担っています。しかし、過剰なLDLは血管壁にコレステロールを蓄積させてしまうことがあるので、「悪玉」としても知られています。
一方HDLは、各組織に蓄積したコレステロールを肝臓に回収する役割を担っていて、「善玉」として知られています。
つまり、LDL(悪玉)が運びすぎたコレステロールを、HDL(善玉)が回収してくれている、というわけです。
健康な生活を送るためには、高めのLDLを下げることと、低めのHDLを上げることの両方を意識することが大切です。
◎LDLを下げるには、「食生活改善」を。
LDL(悪玉)を下げるには、野菜をたくさん食べるなど、食生活の改善が必要です。ふだんの食事の際に、野菜のサラダを積極的に食べるようにしたり、野菜飲料を飲むようにしたりするなど、まずは取り入れやすい方法からはじめてみましょう。
◎HDLを上げるには「運動」を。
HDL(善玉)を上げるには運動が効果的です。特に、「適度な運動強度」での「有酸素運動」がおすすめです。
ウォーキングなどの有酸素運動には、HDLを上げる効果があることがわかっています。下は、1日の歩数とHDLコレステロールの関係を調査したある研究結果です。その効果は、1日の歩数に比例。つまり、この報告では、歩けば歩くほど、HDLも増加するということがわかりました。ただし、息があがるほど速く歩くと、有酸素運動の効果が低くなるのでご注意を。
野菜をたくさん摂って「LDL(悪玉)」を下げること。運動を日常に取り入れて「HDL(善玉)」を上げること。毎日の暮らしの中で食事と運動の両方を意識しながら、ご自身にあったコレステロール対策をはじめてみてください。
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