夏真っ盛りの今!みなさん夏バテしていませんか?暑さで体力が奪われ、いろんな不調が起こる夏ですが、なかでも「食欲不振」は要注意。食事量が減ることで栄養不足になり疲労回復が遅れたり、脱水症状を引き起こすきっかけになったりもするのです。だからこそ、まずは食事を見直すのが夏バテ解消のカギ。栄養ドリンクなどに頼りたくなるところですが、やっぱり基本の栄養は食事で摂りたいもの。食欲がない時だからこそ、効率的に栄養摂取するポイントをマスターしておきましょう。
夏は暑さのせいで自律神経が乱れ、消化機能が低下しがちです。その状態を考えつつ、食事は以下のポイントを心がけましょう。
1)栄養価が高く消化のよい食品を選ぶ
消化は身体に大きな負担がかかります。胃腸の消化機能が低下している時に、「栄養を摂らなきゃ!」と消化の悪いものを無理して食べると、かえって疲労を招く場合も。夏の食事は栄養価が高いだけでなく、消化のよいものを選びましょう。
2)ゆっくり&たくさん噛む
消化機能が低下している時は、よく噛むことが大切。細かく砕かれること、唾液に含まれる消化酵素が多く分泌されることで、胃腸の消化・吸収を助けます。
3)不足しがちなミネラル&ビタミンBを摂る
夏は汗でミネラルが失われ、ナトリウムやカリウムのバランスが崩れがち。疲労回復に欠かせないビタミンB1やB2も、水溶性のため発汗で失われやすい栄養素です。どちらもいつもよりしっかりと、食事でこまめに摂取するように心がけましょう。
さて、ポイントがわかったところで健康道場からおすすめレシピのご紹介です!食欲が減退する夏に、消化のよさ、食べやすさ、栄養面などを考えて、4つのレシピをセレクトしました。定番レシピに取り入れて、今年は「バテない夏」を目指しましょう。
◎食欲がない時もこれならさっぱり。「茄子ときゅうりの甘酒漬け」
◎玄米でビタミンB1とB2が摂れる。「夏野菜と玄米のカレーパエリア」
◎飲むサラダで野菜をたっぷりと!「ガスパチョ」
◎栄養価の高いモロヘイヤをスープで。「モロヘイヤとなめこのスープ」