サンスターのEQUITANCE(エクイタンス)は、ありたい姿に向け日々努力する50 代前後の女性が前向きに次のライフステージを歩んでいくことをサポートするブランド。
そこで、エクイタンスが応援する、年齢を重ねても自分らしく輝く女性にインタビューし、その魅力を探っていきます。今回はキャリアコーチでありながら昼スナックのママとして大人たちの悩みを聞く、木下紫乃さんです。
プロフィール
木下さんが昼スナックをはじめたのは2016年夏のこと。
「その1年前に、40代、50代向けの企業研修やキャリアコーチングをする会社を立ち上げたんです。それまでは転職を繰り返しながら25年ほど会社員をしていたんですが、もう会社員生活にも飽きて、消去法的に起業した感じでした」
大企業に勤める40代、50代の人たちと複数出会う中で、木下さんは問題意識を持ちはじめました。
「大きな会社に勤めている方々って、社外の人とほぼつながりがない方が多いと気づきました。この世代は元気がない人が多いし、実際にどんなことに困っているのか知りたい、と思ったんです」
「元気のない中高年の本音をお聞きしたい。そう思ったのが最初のきっかけです」
そんな時、知りあいがバーを開店するという話を耳にします。
「その知りあいに、店を開けていない昼間に場所を貸してくれないかと頼んだらOKしてくれて。そこで中高年向けの昼スナックをやったら悩みを聞けるんじゃないかと思ったんです。入店条件を『45歳以上でモヤモヤしている人』にして告知をしたら、たくさんの方が来てくれました。場の力は大きいと思いましたね」
当時、スナックの営業は週1回、昼間のみ。
「はじめてみたら楽しいし、人が人を呼んでお客さんも増え、気づけば5年ほど続けています。会社員だけでなく、専業主婦など、いろんな人が来ますよ」
ひとりで訪れる人がほとんどだけれど、店で仲良くなる人達もいるとか。
木下さんに悩みを相談するだけでなく、お客さん同士でもその人の悩みに口出ししあうことが多いそう。
「普段の生活圏にはない、薄い関係の中で好き勝手なことをいいあうのが大事だと思っているんです。いろんな人がさまざまな意見をいいますけれど、そこに重要なヒントがあったりするんですよね」
スナックひきだしは基本的に昼間のみオープン。木下さんの出勤は木曜日。
職場に嫌な上司がいる、起業したいけど自信がない、夫のことが嫌いなど、悩みはさまざまですが…。
「自分の中でほぼ決まっている結論に対して、背中を押して欲しい人が多いと感じます。『やってみればいいじゃん!』といってほしいんですよね。失敗を恐れて行動できない人も、この店に来たら、何かにチャレンジしている人に出会えたりする。生きたサンプルがいると、私にもできるかも、と元気づけられます。そういう体験を求めて来る人が多い気がします」
2020年10月には、それまで間借りしていた店を出て、東京・赤坂に自分の店を開店しました。
「コロナ禍になってから、私と同じ50代の女性がひとりでフラッと来ることが増えました。この年代は、正解を求められてきたマークシート世代で、生真面目な人が多い。人に後ろ指を指されないようにきちんと生きてきたけれど、今は世の中の価値観が『自分らしく』と変化してきたから、そろそろ開き直って人生を謳歌したいという人もけっこういるんです」
「私のキャッチフレーズは『どこに出しても恥ずかしい人生』。私の失敗や挫折が誰かの背中を押せたらと思ってます」
そんな50代に向けて木下さんがいつもいうのは「我慢しないで本当に楽しいことをやっていこう」ということ。
「人は50代くらいからがいちばん楽しいんじゃないかと思ってるんです。若い頃は楽しかったけれど、息苦しくもあった。50代になると野心も、体力や気力もなくなって、自分には苦手なことがわかっているからできなくても割り切れる。無理をするよりも、肩の力を抜いて得意なことをやるほうが世の中のためになるとわかってきた。これからのまだまだ長い人生を楽しく過ごすための仕込み期間でもあるし、今が旬な世代だと思っています」
木下さんにエクイタンス製品を使っていただき、感想をお聞きしました。
「洗顔後、最初に使う『エクイタンス ブーストパワーローション』がとても気に入りました。とろみがあって肌にスーッと溶け込む感じで、ベタつきもない。お手入れがラクなのにいい感じにリッチな肌になれますね」
「フローラルウッディの香りも良かったです」と木下さん
ブーストパワーローションは、スキンケアの手応えを感じにくくなった年齢肌にアプローチする化粧液。お手入れ感度が上がる肌に導いてくれる、健やかな美の土台(※)を築くファーストステップです。
「土台から整えるって大切なことですよね。店のお客さんで、時どき、内面から発光しているような印象を受ける人がいるんです。そういう人に会うと、日々の生き方や土台となる考え方、人との接し方などが外見に表れることを実感します。特に、顔は自分で作っていくものだから、60代になった時にさらにいい顔でいられるよう、日々みがいていきたいですね」
※ お手入れのファーストステップのこと
取材・記事 古屋美枝
撮影 石原敦志
エクイタンスは、厳選した素材と成分、細胞レベルまで追求した技術で生体機能を整え、自分らしく成長し続ける女性の内なる美しさを引き出します。