コラム
2018/03/20

サンスターの最新毛髪研究で明らかに!老化による髪質変化の一因は亜鉛?!

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長い歴史を持つサンスターのヘアケア研究。

「サンスターといえばオーラルケア」というイメージがありますが、スタイリング剤のVO5やトニックシャンプーも、サンスターの製品です。実はどちらも約50年の販売実績を持つロングセラーブランド!つまりサンスターは、半世紀以上にわたってヘアケア製品の開発や研究に取り組んでいる企業なのです。今回はそんなサンスターの、ヘアケア研究最前線をご紹介します。

エイジング毛(※)に着目し、大学との共同研究も。

サンスターが研究対象として着目したのは「エイジング毛」。年齢とともに「ハリがない」「艶がない」「まとまらない」など、髪が変化する現象です。これまでハリ・コシなどの変化には、スタイリング剤などで髪の外側から補強するのが一般的でした。
でもサンスターは「40代以降は毛髪内の亜鉛が減少する」という、毛髪内部の変化に着目。これがハリ・コシをダウンさせる1つの要因であると考えました。そして亜鉛がキューティクルの細胞膜複合体(以下CMC)に存在することを研究・報告していた椙山女学園大学 上甲恭平教授との共同研究を開始したのです。

※ 年齢を重ねた髪

研究成果は国際化粧品技術者会会議などで発表。

共同研究では、キューティクルのCMCにある亜鉛量を化学処理にて減少させると実際にハリ・コシが減少することや、亜鉛量を減少させた髪(=加齢モデル毛)に亜鉛を浸透させることで、ハリ・コシがアップすることを実証。さらに、ハリ・コシがアップした毛髪はキューティクル層の内側に亜鉛が多く浸透していることなどを確認しました。
これらの研究成果は、2014年にパリで開催された国際的な化粧品技術者会議である「IFSCC 2014 Congress」でポスター発表され、さらに香粧品科学研究開発専門誌「フレグランスジャーナル」の2016年8月号にも掲載されました。
こうしたサンスターのエイジング毛研究は、もちろんヘアケア技術として開発へ活かされています。いつまでも若々しく、美しい髪が保たれることを目指して進化し続けるサンスターの研究とヘアケア製品に、これからもぜひご注目ください!

 

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