この秋、サンスターのガムブランドから新たに登場した「ガム・プラスシリーズ」。その特徴やこだわりについて、商品開発担当者である若瀬さんにうかがいました。開発の背景となったのは、歯周病菌増殖の黒幕となる菌に着目し「先制殺菌」という新処方を検討したことでした。
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クイズに答えて
ガム・プラス デンタルペースト
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新製品ガム・プラスは先制殺菌処方で、
菌の〇〇までおさえるプラスのアプローチ。
〇〇に入るのは?
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歯周病は歯周病菌と呼ばれる菌によって引き起こされる病気ですが、その増殖がほかのお口の細菌に左右されることをご存じでしょうか。代表的な歯周病菌としてP.g.菌が挙げられますが、それら歯周病菌の増殖を助ける菌として注目されているのがF.n.菌です。この菌は、いったい、どんなはたらきをする細菌なのでしょうか。
これがF.n.菌!細長い見た目をしている
若瀬さん「 F.n.菌は、歯周病の原因となる菌のかたまり(歯周プラーク)の形成において中心的な役割を担っています。F.n.菌は細長いカラダが特徴で、その周囲にはさまざまなお口の細菌を寄せ集め、さらにそこに歯周病菌も引き寄せて、歯周プラークを形成するのです。つまり、歯周病菌の潜伏先(歯周プラーク)を作る上で、重要な役割をはたしており、さらに歯周病菌の増殖をも促しているんです」
なんと F.n.菌は歯周病菌を増やす、いわば“黒幕”的な存在だったというわけです。
F.n.菌がいる時といない時で、歯周病菌の増え方はどう変わるのでしょうか。実際に、実験によって調べた結果を見てみましょう。
比べてみると、F.n.菌とともに歯周病菌を培養した左の画像では、増殖が確認できるのに対して、F.n.菌を入れず歯周病菌だけで培養した右の画像では、ほとんど歯周病菌が増えていないことがわかります。この実験では、歯周病菌の増殖にとって不利な環境(酸素がある状態)において、F.n.菌の存在が歯周病菌を増やしたわけです。
見過ごせないF.n.菌の存在。 F.n.菌にひもづいた歯周病菌の増殖をどうおさえればいいのか――。それが歯周病対策に長年取り組んできたガムの新たなテーマになりました。
そんな背景から誕生したのが “先制殺菌”という新処方です。この処方は、今秋、新たに登場したガム・プラスシリーズならではの特徴になっています。
若瀬さん「“先制殺菌”とは、歯周病菌が増えるもとになるF.n.菌を減らすことに着目し、その菌を殺菌することによって、歯周病菌が繁殖しにくいお口の環境をめざした新しいアプローチのことです」
ガム・プラスは、最新の歯周病研究の知見にもとづき「歯周病予防をしっかりしたい」というニーズに応えるガムシリーズの真骨頂なのです。
■ガム・プラスデンタルペースト 薬用ハミガキ 医薬部外品
ガム・プラス デンタルペースト 薬用ハミガキ 医薬部外品 効能:歯周病(歯肉炎・歯周炎)予防
いずれも120g/450円(税込み495円)
【商品のポイント】
先制殺菌処方で、歯周病菌を殺菌するだけでなく、菌の増殖までおさえるプラスのアプローチ。さらに抗炎症作用により、歯周病(歯肉炎・歯周炎)を防ぎます。高濃度フッ素配合で、大人のムシ歯予防も。香味は、ハーブミントとリフレッシュミントの2種類です。
※高濃度フッ素配合のため6歳未満のご使用はお控えください
■ガム・プラスデンタルリンス 液体ハミガキ 医薬部外品
ガム・プラスデンタルリンス 医薬部外品 効能:歯周病(歯肉炎・歯周炎)予防
いずれも450mL/850円(税込み935円)
【商品のポイント】
液体だからお口の隅々まで広がり、歯とハグキに薬用成分が長時間とどまります。先制殺菌処方で、歯周病菌を殺菌するだけでなく、菌の増殖までおさえるプラスのアプローチ。さらに抗炎症成分配合で歯周病を防ぎます。「スッキリ爽やかタイプ」と、「ピリピリしない低刺激ノンアルコールタイプ」の2種類です。
※本品は液体ハミガキですので、ブラッシング時にご使用ください。
歯周病予防のガムから新たに登場した「ガム・プラス」。これからの歯周病予防にみなさんもぜひ一度、お試しください。
取材・記事 清水美奈
歯周病菌とたたかいつづけてきたサンスターG・U・M(ガム)のオーラルケア商品で、あなたにあった歯周病ケアをはじめましょう。