コラム
2016/07/25

口臭の原因にも。「舌苔」(ぜったい)って何?<後編>

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舌は傷つきやすくデリケート。ゴシゴシこすっていませんか?

前編では、舌の上にある苔のようなものを舌苔(ぜったい)といい、これが口臭の原因の6割にもなることをお話しました。では、ケアはどうしたら?今回は気になるその方法やコツを解説します!

すでにケアをしている人の中には「ハブラシで取る」という人もいるのでは?その方法、間違いではありませんが、気をつけなければいけないことも…。

そもそも舌表面の組織はとってもデリケート。ハブラシでゴシゴシこすると、舌を傷つけてしまう場合があるんです。

おっかなびっくりケアするよりもおすすめなのが、専用の舌ブラシを使うこと!そこでまず、舌ブラシってどんなものなのかご紹介しますね。

舌ブラシのタイプと、意外に知られていない使い方のコツ。

舌ブラシにはいくつかのタイプがあります。

  1. ブラシタイプ
    まさに舌専用のブラシで、細くやわらかい毛で舌苔をやさしく掻き出します。
  2. ヘラタイプ
    ゴムのヘラで広範囲に舌苔を落とせます。清浄効果は高いのですが、慣れない人は「オエッ」となることも。
  3. ブラシとヘラが一緒になったタイプ
    これなら「掻き出す」「効率的に落とす」の両方のメリットが実感できるのでおすすめです。

使い方は、以下の5つのポイントを参考に。やさしく、そして効果的に使うためにもぜひチェックしてくださいね。ちなみに使用後の舌ブラシは、水で丁寧に洗い、通気性の良い場所でしっかり乾かしましょう。

<舌ブラシの使い方のコツ>

1.舌苔が気になった時に使いましょう。朝起きた時がおすすめ。週2~3回が目安。
2.ハミガキは使わず水だけで。
3.ゴシゴシこすらないこと。舌の表面を軽く2~3回こする程度でOK。
4.舌を前に出し、少し下を向いてみがくと、嘔吐感を和らげます。
5.舌ブラシは奥から手前に動かします。逆だと汚れを奥に運ぶことに。

 

試してみて!

舌苔は「ついたら取る」だけでなく、普段からの予防も大切です。
◎店頭のハブラシ売り場で舌ブラシもチェックしてみて!
◎お口が乾いていると舌苔がつきやすいので、唾液を増やすマッサージをしてみる。 などを心がけてみて。

デリケートな舌だから、優しさ重視ではじめましょう。
 

BUTLER(バトラー)ブランドは、1923年に歯科医療の現場で生まれてからずっと、ブラッシング、フロッシング、イリゲーションを組み合わせたプラーク除去に関する独自の考え方と高品質のツールを長年にわたって提供しています。

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